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ZOZO所属の大西魁斗 ホストプロとして恩返しVへ「コーンフェリーで学んだことを生かせる」

ZOZO所属の大西魁斗。米国での武者修行がホスト大会で生きそうだ(撮影:岩本芳弘)

<ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇17日◇習志野カントリークラブ(千葉県)◇7079ヤード・パー70>

今年で5回目となる「ZOZOチャンピオンシップ」が千葉県の習志野CCで19日(木)に開幕する。日本で唯一行われる米PGAツアーとあって、火曜日の練習日から多くのギャラリーが来場。今大会を主催する株式会社ZOZOと所属契約を結ぶ大西魁斗は、昨年に続き2度目の出場となる。今日はコーチを務める内藤雄士氏とともにコースチェックを行った。

「相変わらず奇麗なコンディションです」とコースを見渡しながら話す。「ピン位置がこれから難しくなると思いますし、グリーンも速くなったら結構難しくなる」。グリーンに上がると、4日間のピンを想定してティなどを置き、いろいろなポジションからラインを確認した。

スコアを伸ばすためには「ショットの正確性が重要」と考えている。トータル7オーバー・48位に終わった前週の「日本オープン」では、4日間で一度もアンダーパーを出せなかった。スイングで気になるところがあり、内藤コーチが動画を撮影して「今のショットはどうですか?」と修正に努めた。

ホストプロとして初めて出場した昨年大会は、トータル9オーバー・76位タイと悔しい結果に終わった。「去年は思ったほどの成績が出ませんでした。今年、コーンフェリー(米下部ツアー)に出て、いろいろなことを学べたので、今年は生かせるかなと思っています」。今シーズン主戦場としていたコーン・フェリーツアーでは結果を残せず、米ツアーへの昇格は叶わなかったが、その経験は役立つと考えている。

ホストプロとして「もちろん、いいゴルフで恩返ししたい」。だが、気負いすぎると自分らしいプレーができなくなる可能性がある。「あまり考えすぎずに、自分のベストを出せることが一番いいと思っています。(将来的に)“そこに”繋がると思う」。明言こそしなかったが、狙うは米ツアー初優勝による一発シード獲得。ホストプロとして、最高の結果を目指す。(文・高木彩音)

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