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ジェイ・モナハン会長が心労でダウン? 米PGAツアー理事会が『回復』と伝える

モナハン会長はこの騒動で心労だろうか?(撮影:GettyImages)

「全米オープン」の開幕を2日後に控えた13日夜、ゴルフ界に再び“ニュース速報”が伝えられた。

発信元は米PGAツアーコミッショナーのジェイ・モナハン会長とPGAツアー理事会で、「ジェイ・モナハンは健康不良から回復、理事会は全面的に支援。また、モナハン会長のプライバシーを尊重することに感謝します」と発表。

さらにモナハン会長の不在中は「チーフオペレーティング・オフィサーのロン・プライス、PGAツアーのプレジデントのタイラー・デニスが務め、日々の業務はジェイ(モナハン会長)が作り上げてきたチームで進める。今後も透明性をもって、状況報告を行う」とされ、モナハン会長の体調不良の内容や時期などは一切発表されなかったが、この1週間、モナハン会長が“激動”の日々を送っているから「心労では?」とささやかれる。

PGAツアーとDPワールド(欧州)ツアーがサウジアラビアの政府系ファンド「PIF」とパートナーシップを組み、新会社を設立するという衝撃のニュースが発表されたのはちょうど1週間前の6日。3者のパートナーシップについては「まだ概要しか決まっていない」として、詳細は今後数週間、もしくは数カ月かけて決めていく」とされた。

モナハン会長は現在53歳。2017年からPGAツアーのコミッショナーについている。次週のPGAツアー、「トラベラーズ選手権」(6月22〜25日・米コネチカット州)には現地入りする予定とされた。(文・武川玲子=米国在住)

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