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「さいっこうに楽しかったです」と渋野日向子 ソフトボール観戦に喜びと感動

日本ツアー出場で多くのギャラリーを集めた渋野日向子(撮影:福田文平)

渋野日向子が自身のインスタグラムを更新。念願の女子ソフトボール『JD.LEAGUE』を観戦し大いに楽しみ感動したことを、たくさんの写真とともに公開した。

渋野といえば、ゴルフと出合った小学生時代からソフトボール選手としても活躍してきたことで知られている。中学校では唯一の女子選手として軟式野球部に所属したが、その時期に「岡山県ジュニアゴルフ選手権競技」で優勝、その後3連覇するなどの大活躍。そこで野球部監督の助言もあって、ゴルフだけに集中することにしたという。
 
日本の女子ソフトボールは世界でも屈指のレベルを誇る。オリンピックでは2000年のシドニーで銀、04年のアテネで銅、08年の北京ではついに金メダルを獲得している。久しぶりに競技として復活した21年の東京大会でも劇的な展開で金メダルに輝いた。渋野が観戦した『JD.LEAGUE』とは、22年春に開幕したソフトボールの新しいリーグ戦で東西に8チームずつ、全16チームが参加している。
 
渋野は投稿の初めに「ソフトボールをしていたにも関わらず詳しいルールなど分からない状態だったので、今回隣で山田さんが解説してくださいました」と記していたが、何となく照れ笑いの表情が思い浮かぶ。
 
「ソフトボールはとても奥が深いなぁと思うことはありますが、なんといってもプレーされている選手の皆さんや各チームの応援団の皆さんが本当に素敵すぎて、さいっこうに楽しかったです」
 
渋野は全部で6試合を観戦したそうだが、「どの試合も迫力があって選手の皆さんがすごい笑顔でプレーさせているところ、ここぞの時の真剣な姿、チームワークなど見ていて刺激になるものがたくさんあって、全部の試合が楽しすぎました」と、すべての試合をワクワクしながら新鮮な思いで観戦したようだ。

投稿にはたくさんの写真が添えられている。リーグに参加しているチームのメンバーとの記念写真をはじめ、選手として大活躍をした後、日本代表の監督として世界選手権や東京オリンピックでチームを優勝に導いている宇津木麗華ビックカメラ高崎ビークイーン監督、中西あかね東海理化チェリーブロッサムズ監督、お世話になった元日本代表の山田恵里さん(中央)、投打の二刀流で東京オリンピックの金メダル獲得にも貢献した藤田倭(やまと)選手、渋野と同じ岡山県出身の川村莉沙選手らと渋野が共に写った写真は、スポーツファンならば羨ましくなるばかりだ。
 
そして最後にもう一言、「本当に幸せな時間をありがとうございました」と締めくくった渋野。ゴルフを離れ、かつて親しんだソフトボールの観戦を楽しんだ一日。この日の感動や喜びがこれからの渋野のゴルフにいい影響を与えてくれることを期待したい。

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