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「想い続けて生きていきます」 木戸愛が昨年他界した父・木戸修に寄せる熱い気持ちを吐露

父に捧げる勝利を目指す木戸愛(撮影:鈴木祥)

木戸愛が自身のインスタグラムを更新。昨年12月に73歳で他界した父を愛する優しい気持ちを投稿した。

「私の父木戸修が、令和5年12月11日に永眠しました」と悲しい報告をした木戸。続けて「父を応援して下さった皆様、お世話になった関係者の皆様、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を綴った。

父親の木戸修さんはプロレスラーとして大活躍。1972年に藤波辰巳と新日本プロレスを旗揚げ、UWFでは前田日明とのタッグで王座を獲得。歴戦の相手にはジャンボ鶴田、天龍源一郎といった日本のプロレスを支えてきた大物選手たちの名が連なる。地味な技が多かったが、切れ味鋭いレスリングに“いぶし銀”との愛称がつけられた。2001年に長州力とタッグを組んだ引退試合の後には、少女時代の木戸愛も妹とリング上で花束を贈呈。晩年はがんを患い闘病が続いていた。

「とても優しく、強く、かっこいい、大好きな父でした。本当に逢いたいです。毎日、一生想い続けて生きていきます」と、その言葉からも父を愛する強い気持ちが伝わってくる。「父に逢いに行く日まで、ゴルフも人生も最後の最後まで一生懸命頑張ります。父の教えを守り、強く生きます」。

投稿に添えられた写真は、父の隣で楽しそうに笑顔を浮かべる木戸、妹の侑来(ゆきな)と2人で父を挟んだ3ショット、そして2012年に「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」でレギュラーツアー初優勝を飾った時の嬉しい2ショットだ。

この投稿には、「大好きなレスラーでした。ご冥福をお祈りいたします」「プロレスラー時代、よくテレビで拝見しておりました」「ファンでした、正統派レスラーの代表と言っても良い人だと思います」など、木戸修さんを追悼するコメントが数多く寄せられており、あらためて多くの人から愛されていたプロレスラーであることが感じられた。

木戸は昨年8月にプロゴルファーの神農洋平と入籍。修さんにも嬉しい報告ができた。またファイナルQTでは6位に入り、今季前半戦の出場権を獲得。開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」にもエントリーしている。

「父の娘であることを誇りに想います」との言葉に、木戸の強い気持ちが込められている。今季は2012年以来となる優勝を果たして、天国にいる父を喜ばせてあげることを目指してほしい。

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