• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 原英莉花は米ツアー挑戦へ強い意志 昨年のリベンジへ「もう一度チャレンジしたい」

原英莉花は米ツアー挑戦へ強い意志 昨年のリベンジへ「もう一度チャレンジしたい」

原英莉花が語った、現状、そして未来(撮影:ALBA)

25日、ブリヂストンのゴルフボール新製品発表会が都内で行われ、原英莉花も登場。「体づくりをテーマにして、開幕戦に勝ちたい」と今シーズンの意気込みを口にした。

昨年、5月に腰のヘルニアの手術を受けた原は、3カ月間のツアー離脱を経て復帰。10月には2度目となる「日本女子オープン」を制し、復活優勝を遂げた。そんな原の今年のテーマは“体づくり”。体調はだいぶ回復しているが、「トレーニングしているとかばっている部分があって、たまに痛いところがでてきたりする。スピードを上げ過ぎないように、1年を通して考える」と自身の体と相談しながら“長い目”で調整を重ねてく。

シーズンインが近づくなか、原が見据えるのは、米国女子ツアーへの参戦だ。昨年10月に米ツアー挑戦を目指し受験した「Qスクール セカンドステージ」ではまさかのスコア誤記により失格。あまりに悔しい結果に終わった。かねて米国への挑戦を明言していた原は、今年もその思いに変わりない。「世界ランク75位以内を目指して、Qスクールにもう一度チャレンジしたい」と昨年のリベンジに燃える。

例年であれば8月時点の世界ランキング75位以内に入れば、セカンドステージをスキップし最終予選会であるQシリーズから参戦することができる。現在の世界ランキングは92位。「春が苦手だから、克服できるように頑張りたい」と世界ランキングを上げるためにも、体と相談しながらスタートダッシュを決めたい。米ツアー”再受験”を見据える一年が間もなく始まる。(文・齊藤啓介)

関連記事