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絶好調!中島啓太が考えるトップは「右股関節がカチッとハマる瞬間です」

普通にクラブを握るよりも、胸に当てた状態の方が体の動きを感じ取りやすい。右股関節に体重が乗り、地面を踏む感覚をつかめる

いかに体幹を使えるか、体を回して打てるかがボクにとって重要なスイングポイントになります。シーズン中はプロでも、軸が傾いたり、手の動きが強くなるので、体幹に集中するために“クラブ当て素振り”を定期的に繰り返しているんです。

両手でクラブを胸に当ててアドレスし、腹筋をグッと締めます。そのままお腹を回してテークバックすると、体重が右股関節に乗って、カチッとハマる瞬間がやってきます。これがトップの完成したサイン。すぐに左ヒザを開いて切り返すと、左への体重移動が始まり、そのままフィニッシュまで一気に振り抜けます。

スイング中に腕から先を使う感覚はありません。勝負はいかに体幹を使えるか。この“クラブ当て素振り”と実際のスイングとを比較すると、体の動きがそっくりなことがわかるはずです。試合中でもこの素振りで、体幹の動きをつかんでおくと、スイングが整います。効果抜群なんですよ。

中島啓太
なかじま・けいた/2000年生まれ、埼玉県出身。国内ツアー4勝。トータルドライビング1位の高いショット力を武器にバーディ率1位、そして賞金ランク1位を快走中

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