• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • 冨安健洋は「最高の右サイドバック」と同僚DFが最大級の賛辞!「チームの大きな財産だ」

冨安健洋は「最高の右サイドバック」と同僚DFが最大級の賛辞!「チームの大きな財産だ」

冨安(左)とホワイト(右)は、互いに信頼しあっているようだ。(C)Getty Images
今シーズンここまで、プレミアリーグ4位につけているアーセナル。今季途中より加入の冨安健洋の活躍は、各方面より高い評価を得ている。右サイドバックとして攻守で見事なパフォーマンスを披露し、アーセナルのさらなる上位進出のためのキーマンとの呼び声も高い。

チームを支える23歳の日本人プレーヤーについて、同じくアーセナル所属の同僚からも称賛の声が上がっているようだ。

英メディア『Daily Mail』では、冨安のチームメイトであるベン・ホワイトによる、冨安のプレーを讃えるコメントを伝えている。

ベン・ホワイトは昨年7月にアーセナルに加入したセンターバック。24歳にしてプレミアリーグでの出場キャリアは豊富であり、イングランド代表経験も持つ。冨安同様、今シーズンよりアーセナルの一員となり、現在リーグ戦17試合連続でフル出場を続けるなど、ディフェンスラインで大きな存在感を放っている一人だ。
記事では、「トミヤスの自信に満ちたプレーに畏敬の念を抱き、危険を回避するための『集中力』と『警戒心』の高さはチームにとって大きな資産だ」というホワイトのコメントを掲載。その上で「これまで一緒にプレーした中で最高の右サイドバック」と評しているという。

その他にも冨安のプレーについて「彼は決して不注意なプレーはせず、シンプルなことをワールドクラスのレベルで行なう」と賛辞を送っており、さらに「最初から彼は英語を完全に理解していて、私と同じように話すことができる」と、コミュニケーションについても問題ないと語っている。

また、これまで試合中の様子から、「ホワイトがトミヤスへのパスを拒否している」と報じられていたことにも言及し、「相手選手が右サイドバックにプレッシャーをかけるのを防ぐため」とリスクを最小限に止めるためであると明かした。加えて、冨安も「自分もセンターバックをやるなら、右サイドバックにはパスを出さない」と、これに同調しており「ディフェンダーにとって、サイドバックへのパスは最後の選択肢。ベン・ホワイトは、プレッシャーをかけるようなパスを出さない良い選手だ」と述べたとしている。

チームメイトとして、世界最高峰のリーグのピッチに立つ二人のコメントからは、揺るぎない信頼感でつながっていることが伺える。名門アーセナル躍進の原動力として、両選手のシーズン後半戦のプレーも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

関連記事