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ボーケイ ウェッジワークスの『A Grind』が米国でデビュー。どんな特徴がある?

米国アクシネット社が新グラインドのウェッジを発表した。
 
「ボーケイ ウェッジワークスの『60 Aグラインド』は、硬いコースコンディションでプレーするゴルファーのために設計された、ローバンスのロブウェッジで、浅い入射角に合います。ロフト60度、バンス4度のAグラインドは、滑らかなアウトソールを採用し、芝をより速く通過するフィーリングを提供し、タイトなコンディションでボールの下を滑りやすくします。

ウィンダム・クラークは、ロサンゼルスCCで行われた全米オープンで、ボーケイAグラインドのロブウェッジで勝負の寄せワンを何度も決めて優勝。トム・キムはPGAツアーで3勝するたびウェッジワークス60Aをバッグに入れており、マックス・ホーマはロイヤル・リバプールの硬いコンディションに合わせるため、今年の全英オープンでいつもの60.04Lのロブウェッジを60Aに持ち替えました」(同社広報)

ロブウェッジは、最もグラインドが多種求められる番手。ツアーにはローバンスの選択肢として【L】や【T】を使う選手が多いが、【60A】が必要な理由をウィンダム・クラークはこう話す。
 
「僕にとってバッグの中で最も重要なクラブはこのAグラインドです。『SM9』の60度のAグラインドを使っているけど、これはローバンスの60度でとても万能。タイトなライでも、ラフで濡れたライでも、しっかりしたライでも、どんなライでも、思い通りのショット、思い通りのスピン量、思い通りの弾道、思い通りのショットが打てるんだ」(クラーク)

60Aは、ボーケイの人気の Lグラインドを使っていた、オーストラリア出身の元全米オープン覇者、ジェフ・オギルビーのフィードバックから生まれたという。滑らかなキャンバーソールはボールの下をスムーズに滑り抜け、より高く飛ばすことができるが、誕生経緯をボブ・ボーケイはこう振り返る。

「ジェフ(オギルビー)と、オーストラリアのコースとアメリカや世界中のコースとの違いについて話題になった。彼にいくつか具体的な質問をした結果、オーストラリアやヨーロッパだけでなく、世界中の選手が直面する固いリンクス・スタイルのコンディションを補完する、別のロブウェッジのグラインドをデザインすることを思いついた。ジェフは常に60度のローバンス・プレーヤーだったので、私は彼の60.04Lウェッジのリボンを取り除いた。結果、ほとんど抵抗なく素早くターフを通過するAグラインドになったんだ」

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