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勝みなみはドラディス“298ヤード”を記録! 『68』で米デビュー「結果につながった」

勝みなみ、ツアー本格デビュー戦で4アンダー発進(撮影:ALBA)

<LPGAドライブ選手権 初日◇23日◇スーパースティション・マウンテンGC(米アリゾナ州)◇6526ヤード・パー72>

米ツアー本格デビュー戦で勝みなみが堂々のプレーをみせた。6バーディ・2ボギーの「68」で回り、4アンダーは暫定16位タイの好発進だ。

「全然緊張しなくてのびのびとできていた」という初日は、2番パー5で2オンを狙ってつかまった左手前バンカーから寄せてバーディ先行。6番ではボギーを喫したが、8番、9番で連続バーディを奪い、3つ伸ばして折り返した。

そして後半1バーディ・1ボギーで迎えた最終18番パー5では、バンカーからの3打目をピタリとつけてバーディフィニッシュ。「あんなに寄るとは思わなくて。できれば入ってくれたら良かった(笑)」とあすにつながる好プレーで締めた。

2020年から米挑戦を目標に励んだトレーニングの成果が、結果としてしっかりと表れている。ティイングエリアからピンまでこの日287ヤードに設定された14番パー4では「真っすぐ行ってくれた」とワンオン寸前のビッグドライブを披露。武器とする“飛距離”を惜しみなく発揮した。

この飛びは数値にも表れている。3番と16番で計測されているドライビングディスタンスはなんと『298ヤード』。「トレーニングを始めて最初はやりすぎていたけど、やっていくうちに慣れて自分のものにしていけた。それが結果につながったかな」と手ごたえを感じることのできた一日だった。

それでも満足度は「80点くらい。スコアには満足はしているけど、まだ上を目指せたな」と上位を見据える。「いけるところまでいきたい。ひとつでも多く伸ばせるように頑張りたいです」。アメリカの地でさらに自信を深めた武器とともに、バーディを量産していきたい。(文・笠井あかり)

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