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タイガーがLIVゴルフにも言及「まずはグレッグ(・ノーマン)が去るべし」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

かつてはしのぎを削ったタイガーとノーマン(写真は2004年)(撮影:GettyImages)

タイガー・ウッズ(米国)が自身主催の「ヒーローワールドチャレンジ」(12月1〜4日、バハマ)の会場で行われた会見に出席。話題は「LIVゴルフ」問題へと発展し、「まずはグレッグが去らなければならない」と「LIVゴルフ」のCEOを務めるグレッグ・ノーマン(オーストラリア)の撤退を強く求めた。

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PGAツアーとLIVゴルフは現在訴訟問題を抱えている。「彼らが先に我々を訴えてきた。それでこちらも提訴をした。話し合うためには訴訟も中断する必要がある。そうすれば自由な論議が行える」と語った。LIVゴルフのトップがノーマンである限りは『憎しみ』がPGAツアーへと向かっており、2ツアーの共存は難しいとしたが、ノーマンが撤退した先には「共存の可能性がある」と希望をみせた。

ノーマンの撤退はローリー・マキロイ(北アイルランド)やジョン・ラーム(スペイン)が声に出してきた。「ローリーのやってきたことは真のリーダーがやるべきこと。彼はPGAツアーの本当のリーダー。自分が発言することで、世間の注目も集めてきた。私欲もなく、雄弁。その中で試合に出て戦っている。それがどれくらい大変なことか、きっと人々には分からないだろう。みなローリーを尊敬している。それはローリーの打つショットが素晴らしいからじゃない。彼の人間性を尊敬しているんだ」とマキロイを称賛した。

「お金でPIF(サウジアラビア政府系ファンド)とは勝負できない。しかし我々のツアーには[ジャック・ニクラス]()と戦うこと、それができるのはこのツアーだけだ」と話した。(文・武川玲子=米国在住)

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