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バンカーでカットに振っても出ないなら「小指外し」&「ハンドレイト」を試してみよう

バンカーショットは、バンスをいかに使うかがカギ。ハンドレイトでアドレスするとバンス角が大きくなり、バンスを砂にぶつけやすい

バンカーからはフェースを開いてカットに振る、というセオリー通り打っても上手く出ない。そんな人はバンスが使えていないと指摘するのは中村香織。どうすればバンスを使えるのか、そこから考えるとバンカーは格段にやさしくなると教えてくれた。

「バンカーショットで大切なのは、バンスを砂にぶつけることなんです。砂を爆発させることで、ボールを前に飛ばすことができます。

バンカーではセオリー通り、オープンに構えてアウトサイド・イン軌道に振ろうと考える人が多いですが、それではネック側が出てしまいシャンクやトップになりやすいんです。実際にそうやって打っているプロも多いですし、間違いではありません。ただ、アマチュアへのオススメは、ハンドレイトに構えて打つ方法です。手元を右側に動かしてシャフトを飛球線後方に傾けると、バンス角が大きくなり、砂を飛ばすことができます。

スイング中は手首を柔らかく使うことも大切。上手くリリースできないと、ハンドファーストになってバンスを使えなくなります。小指2本を外して握ってスイングすると、手首が柔らかく使えてヘッドを走らせられます。また、フォロー側で左手首を甲側に折ると、ハンドレイトで打ちやすくなりますよ」。

中村香織
なかむら・かおり/1986年生まれ、京都府出身。2009年のステップ・アップ・ツアーでプロ初勝利。15年に同ツアーで2勝を挙げて賞金ランク4位に入った。East golf school所属

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