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濱田茉優『76』→『66』の巻き返し ミンジー・リーとの練ランで「ゴルフ熱上がった」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 藤田さいき -10 2 工藤遥加 -7 セキ・ユウティン -7 4 小祝さくら -6 林菜乃子 -6 稲見萌寧 -6 リ・ハナ -6 8 上田桃子 -5 永峰咲希 -5 堀琴音 -5 順位の続きを見る

濱田茉優はミンジー・リーから刺激を受けた

濱田茉優はミンジー・リーから刺激を受けた(撮影:福田文平)

<宮里藍サントリーレディスオープン 2日目◇10日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6527ヤード・パー72>

初日「76」の113位タイと大きく出遅れた濱田茉優が巻き返した。ボギーなしの6バーディで「66」をマークし、トータル2アンダーの28位タイの位置で決勝ラウンドに進む。

ミンジー・リーの最強スイング【連続写真】

「ストロークとかスイングを考えすぎて自分のゴルフができていなかった」と初日に苦しんだのは、図らずも「全米女子オープン」に出場したことが関係しているのかもしれない。日本最終予選会で自ら手にした初めての海外メジャー大会への切符。予選落ちに終わったが、課題をしっかり得ることができた。だが、プレー中の考えすぎはミスの元。「スイングやストロークを気にせず“ゴルフ”をしよう」というシンプルな心構えで臨み、好プレーにつなげた。

得たものはそれだけではない。開幕前には大会を制したミンジー・リー(オーストラリア)と練習ラウンドする機会もあった。「向こうから組に入ってきてくれました。むしろ『ありがとうございます』って感じ(笑)」と、思いがけないことだった。「飛ぶし、止まるし、すべてにソツがない」というミンジーと9ホール回り、「ゴルフ熱が上がって気合が入った」と、海外の大舞台でしか手にすることができない経験だった。

だからこそ、またその舞台に立ちたい。狙うのは今大会の上位2名に与えられる8月の海外女子メジャー「AIG女子オープン」(全英)の出場権だ。「そういう雰囲気を感じてまた行ってみたいと思った。チャンスがあればまた行きたい」。その“チャンス”を、再びつかみ切りたい。(文・笠井あかり)

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