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新兵器での“デシャンボールート”は不発… 60位タイでの出だしにも「これがゴルフ」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 J・ローズ -7 2 B・ハーマン -3 松山英樹 -3 4 W・ザラトリス -2 W・シンプソン -2 C・ベゾイデンハウト -2 P・リード -2 8 J・コクラック -1 S・ローリー -1 T・ハットン -1 順位の続きを見る

初日は“ゴルフの科学者”の思い通りにはならず…

初日は“ゴルフの科学者”の思い通りにはならず…(撮影:GettyImages)

圧倒的飛距離を武器に昨年の「全米オープン」を制覇、さらに「詳細は明かせないが、いい感じ」というコブラのプロトタイプドライバーを引っさげてオーガスタに入ったブライソン・デシャンボー(米国)。練習日には木の上を超すラインなど、他の選手が通らないような“デシャンボールート”の確認も行っていたが、初日は4オーバー・60位タイと不発に終わった。

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オーガスタの魔女は“ゴルフの科学者”の思い通りにはさせてくれなかった。350ヤードと短いパー4の3番でも飛距離を生かすバーディを奪えずパーとすると、4番ダブルボギーの後、5番ではバンカー越えを狙ったティショットは左の林に。連続ボギーを叩いてしまう。

さらに「左の木を越えて大きなフェアウェイに」と話していた9番では、狙い通りの358ヤードのティショットを放ったものの2打目が傾斜を下りバーディを奪えずパー。折り返しての11番では「右を狙っていける」とこちらも宣言通り林の間のラフを使ってショートカットには成功したが、こちらも2打目をピンに絡めず。結局奪えたバーディは15番パー5のみ。それも2打目を乗せられず3打目を寄せてのものと、長所を生かしきれないまま18ホールが過ぎ去っていった。

「ここの風はトリッキー。そのなかで傾斜があるとどのように動いていくか理解しないといけない。今日のグリーンはかなり硬くてそれが問題だった」とデシャンボー。松山が「出たなかで一番」というハードなグリーンと気まぐれな風の読み。そこがかみ合わなかった。それでも「これがゴルフ」と強気の姿勢は崩さなかった。

それでも、あすも新しいドライバーで行くという。「悪かったのは僕のスイング。改善点も分かっている」。新兵器を手に、残り54ホールでの逆襲を狙う。

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