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「鏡の前でニヤニヤしてます」 2位タイに浮上したゲンちゃんが今年始めたこと | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 香妻陣一朗 -7 2 時松隆光 -6 星野陸也 -6 4 杉山知靖 -5 T・ペク -5 6 上井邦裕 -4 鍋谷太一 -4 岩崎亜久竜 -4 9 宮本勝昌 -3 C・キム -3 順位の続きを見る

ゲンちゃんこと時松隆光が、4年ぶり優勝に向けて浮上

ゲンちゃんこと時松隆光が、4年ぶり優勝に向けて浮上(撮影:上山敬太)

東建ホームメイトカップ 2日目◇1日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7062ヤード・パー71>

2020年から2年間、選手会長を務めたゲンちゃんこと時松隆光。第2ラウンドは6バーディ・2ボギーの「67」と4つ伸ばして、トータル6アンダー。17位タイから2位タイに順位を上げた。

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スタート時点の気温は10度に満たない。午前8時にスタートした時松は、レインウェアを履き、ニット帽と“冬ゴルフ”さながらの防寒姿で登場した。出だしの1番パー4で5メートルを沈めてバーディを奪うと、7番で5メートル、8番でも3メートルのラインを読み切ってスコアを伸ばす。太陽が顔を見せ気温が上がった後半は11番、13番でボギーをたたいたが、14番以降で3つ取り戻し、リーダーボードを駆け上がった。

この2日間は小技が冴えている。「ショットはあまりよくないのですが、アプローチ、パットでしのいでいます」。2日間でパーオンを逃したホールは12回あったが、ボギーにしたのは2度のみ。ピンチをしのいでいい流れを作り、チャンスで伸ばす。18年以来のツアー4勝目に向けて、好位置で週末を迎える。

今年の目標は「まずケガをしないこと。なんだかんだ年を取ってきましたから」。16年、22歳の時にツアー初優勝を遂げた時松。ツアー登録名は隆光(りゅうこう)だが、本名は源蔵。ツアー仲間からはゲンちゃんの愛称で親しまれている。若手注目株だったゲンちゃんは18年まで毎年優勝を挙げるなど、5季連続でシード権を保持。トッププロの地位を築き、選手会長も務めるなどツアーの顔となり、今年9月に29歳を迎える。

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