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石川遼、大槻智春も封印 「ドライバーの46インチ規制」に悲鳴を上げた阿部裕樹の戦い | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

昨季の相棒、長尺ドライバーを手放すことになった阿部裕樹 1.75インチ短くなった(撮影:上山敬太)

東建ホームメイトカップ 事前情報◇30日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7062ヤード・パー71>

ゴルフの総本山R&Aと全米ゴルフ協会(USGA)が、2022年1月からローカルルールとして「パターを除くクラブの長さを46インチ以内に規制」した。国内男子ツアーもそのルールを採用している。

石川遼、2022年クラブセッティングはウェッジ5本体制!?【写真】

昨季47.5インチを使用していたい石川遼は、45.75インチに変更。また大槻智春は、飛距離のアドバンテージを取るためにエースの45インチのドライバーに加えて、プラス20ヤード飛ぶ46.75インチのドライバーを入れた試合もあったが、「46インチにすると10ヤードぐらいしか飛ばないのであまりメリットがない」と、今年は二刀流を封印する。

そしてもっとも“被害”を受けているのが、昨季賞金ランキング62位で初シードを獲得した阿部裕樹だろう。08年に「国体・成年男子の部」で優勝し、10年には「日本アマ」のビッグタイトルを手にしてプロ転向。飛距離よりも精度で勝負するタイプだったが、プロの世界では結果を残せないシーズンが続いた。

「20ヤードぐらい伸びた」という47.75インチのドライバーを投入した昨季、ドライビングディスタンスは281.67ヤード(58位)と“人並み”の飛距離と、パーオン率1位の正確性がかみ合って、賞金シードに手が届いた。

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