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オーガスタまでの道のりはやっぱり険しい? ドタバタ珍道中経て手塚彩馨が迎える“日の丸デビュー戦” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

手塚彩馨はトラブルを乗り越え、日本代表デビュー戦へ(撮影:ALBA)

オーガスタナショナル女子アマチュア(予選) 事前情報◇29日◇チャンピオンズ・リトリートGC(米ジョージア州)◇6410ヤード・パー72>

まさに“遥かなるオーガスタ”と言ったところか。日本勢の一人として今大会に出場する手塚彩馨(長野・佐久長聖高1年)は、ドタバタの珍道中を乗り越え、無事本番のティに立つ。

これが選ばれし者だけに届いたオーガスタ招待状【写真】

「丸2日、練習ができなくて…。今朝、久しぶりに打ちましたけど、大丈夫でした」。手塚は18ホールの練習ラウンド後、自身の状態についてこう話した。心配したのには理由がある。

本来であれば、成田空港から日本時間27日の夕方便に乗り、同日夜に現地入り。28日からコースで練習を行う…というスケジュールを組んでいたが、これが大きく狂った。それは成田発の飛行機が5時間遅れ、夜11時発になったことが発端だった。この影響で経由地のダラスで一泊しないと飛行機がない状態となり、思わぬ足止めに。さらに翌朝5時発の便に搭乗する予定だったが、今度は「空港が広くて迷ってしまいました…」と乗り遅れた。

なんとか2時間後の便に乗れたのだが、まだトラブルは終わらない。今度はシャーロット空港からオーガスタに入る便に空きがない状況が続くことに。途方に暮れるなか、日本ゴルフ協会(JGA)がなんとか車を手配し、陸路で3時間かけようやくホテルにチェックインした。この時にはすでに、28日の夕方を迎えていた。到着するころにはクタクタ。さらに日本のようにゴルフ練習場というものが多くないこともあり、結局その日はクラブを振ることなく終えることになってしまった。

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