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入院中の山崎泰宏に希望やエールを届けたい!『病院の内と外とをつないだSNS』【心筋梗塞からのフルスイング】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

山口で行われたドラコン開幕戦で、当時のボードを持つ山崎泰宏(左)と桜昭博さん(撮影:近澤幸司)

昨年4月にドラコン大会の会場で心筋梗塞を発症したドラコンプロの山崎泰宏は、手術により一命をとりとめ、その後、ドラコンプロとして現役復帰を果たす。誰もが不可能と考えた山崎の復活劇を追ったドキュメント。

段ボールで作ったボードを掲げる桜昭博さん【実際の写真】

今回のテーマは、『病院の内と外とをつないだSNS』。

心筋梗塞を発症し、一時は死を覚悟した山崎の入院生活は52日間に及んだ。初期のICUでの面会謝絶期間はもとより、一般病棟に移ってからも新型コロナウイルスの特別態勢による入館制限中のため容易に人と接することができない日々を送る山崎。彼にとってSNSは、知人や外界とを結び、元気や希望といった患者にとって一番大切なものをもたらしてくれたコミュニケーションツールだった。

以前からSNSで飛ばしの秘訣やドラコンの魅力などを視聴者に届けていた山崎は手術後数日して自らのYouTubeに驚きの映像をアップした。

「救急車に乗っているときにiPhoneで搬送される自分の姿を撮った画像をアップしたんです。あと、手術の3日後に点滴が8本つながっている映像なんかもアップしました。全部、後に何かあったときにはYouTubeでアップしようと思って撮っておいた映像です。映像をYouTubeに残そうと思ったのは、一つは、心筋梗塞を発症したときの実態を見てもらい、いざというときの心構え的なものになればと思ったこと。もう一つは、当初は自分は死ぬと思っていたので、僕のYouTubeやインスタを見てくれるフォロワーの人に対して、現状の報告はしておこうということです。自分が死んだとしても、娘か誰かがこの映像を見たらSNSで出すかなと思って」

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