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青木功がJGTO会長4選決定 最後の2年に「私がやったことを次につなげたい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

JGTO会長4選が決定した青木功(撮影:ALBA)

国内男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は3月25日、都内ホテルで「第10回定時社員総会」および「臨時理事会」を行い、青木功会長が再任された。今月31日から「東建ホームメイトカップ」で国内開幕を迎えるが、4期目の青木体制でスタートする。副会長には3期目となる新井直之、今季選手会会長に就任した谷原秀人、靴や衣料品のチェーン店「ABCマート」の最高顧問を務める三木正浩の3名が選出された。理事は前期の17名から2名増えて19名。任期は1期2年。

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今年2月末に右肩の肩腱板断裂の手術を受けていた青木会長は、この日も装具で固定して登場。「今年80(歳)になって、そろそろ(会長職を)引退かなと思っていたんだけど、もう1期ということで老体に鞭を打ってやっていく」と最後の2年と位置付けた。

青木会長再任について佐藤信人理事は「ケガもされて色々大変ですが、もう1期お願いしました。今、種をまいてきたことが、もう少しで実になりそうな気がしているので、もう1期やっていただいて、スムーズに次の人につないでいきましょう、という形で結論を出しました」と説明する。

4期目にあたり、青木会長は「昨年、松山(英樹)君がマスターズで勝って、今年もハワイアンオープン(ソニーオープン・イン・ハワイ)にも勝った。今は中島(啓太)くん、金谷(拓実)くんがいて、若い人の時代になってきた、私の孫ぐらいの感じの選手が出てきたので、すごく活性化するんじゃないなかって思っている」と、日本の男子ゴルフ界の若い才能に期待する。

「今の22、23歳ぐらいの人たちが時代を担っていくようなゴルフをしてくれると期待しています。私も『自分の時代を作れ』と伝えたい。スポンサーを引き付けるような選手になって欲しい。そうすればJGTOの中の人たちも変わって、もっとスポンサーも増えてくると思う。この2年間、私のあとを継ぐ人に、『ああこれが青木がやったやつだ』というのを残していきたい」。女子人気に押されがちの男子だが、今年8月に80歳になる青木が残り2年“最後の手腕”を発揮する。

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