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もう誰も破れない! ツアー“11連勝”を成し遂げたバイロン・ネルソン【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

1941年の「Tam O’Shanter Open」に優勝した当時29歳のバイロン・ネルソン(撮影:GettyImages)

きょう2月4日は、1945年に“11連勝”を含む年間18勝を挙げ、もう誰も破ることができないと思われる大記録を打ち立てたバイロン・ネルソン(米国)の誕生日。34歳の若さで引退した後は、牧場主となって、米国男子ツアーの「バイロン・ネルソン・クラシック」のホストに。2006年9月26日、94歳で死去した。

バイロン・ネルソンと優勝カップと変顔の丸山茂樹【写真】

ベン・ホーガン、サム・スニード(ともに米国)と同じ1912年生まれ。12歳でゴルフをはじめ、1932年にプロ転向。37年に「オーガスタ・ナショナル招待」(マスターズ)、39年には「全米オープン」を制した。44年にシーズン8勝を挙げて賞金王を獲得すると、45年は3月の「マイアミ・フォアボール」から8月の「カナディアンオープン」まで、なんと11連勝を達成。年間18勝を挙げて2年連続で賞金王に輝いた。後にこの時のことを「大部分が精神的な成功だった」と振り返っている。

1946年に34歳で引退してからも、「マスターズ」など年間数試合には出場し、キャリア最後の勝利は51年の「ビング・クロスビー・プロアマ」。PGAツアー通算52勝、うちメジャー大会は、マスターズ2勝、全米オープン1勝、全米プロ2勝の計5勝をマークした。113試合連続予選通過の記録は、2003年10月にタイガー・ウッズ(米国)が破るまでトップだった。

1974年に世界ゴルフ殿堂が設立された際に殿堂入り。トーナメント名に自らの名前が冠された最初のプレーヤーで、現在も「AT&Tバイロン・ネルソン」が行われている。この大会では02年に丸山茂樹が米ツアー2勝目を挙げた。

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