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「限界を感じさせない谷原がいるから」 14年賞金王・小田孔明が初のクラブ契約フリーで7年ぶりVへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

小田孔明がプロ入り初のクラブ契約フリーで7年ぶりの優勝へ(撮影:ALBA)

ジャパンゴルフツアー選手会理事会に出席し、選手会副会長に就任した小田孔明。今季は、賞金王を獲得した2014年以来のツアー9勝目を目指すが、プロ転向後初となるクラブ契約フリーで臨むことを明らかにした。

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「今ね、練習していて楽しいんです。初めてなのでいろいろなクラブを使ってみようと思っています。今はテスト中です」。00年にプロ転向後、クラブ契約を結ばないのは初めて。昨年まで使用していた[タイトリスト]()、ピンなど、さまざまなモデルをテストしている。「(メーカーに)お願いすれば(クラブは)作ってもらえると思いますが、使わなかったら申し訳ない気持ちになるので」と、律儀な男は大半のクラブは、ゴルフショップで購入しているという。

“初体験”のオフは、各メーカーのクラブの特長を感じながら、自然と練習の球数も増えている。「いろいろ打ちすぎて、逆に悩むこともありますよ(笑)」。クラブ契約フリーの選手によくあるパターンだが、「(4月の国内)開幕まで時間があるから、いろいろデータを取って、自分に一番合うものを確かめながらやりたい」。これから時間をかけてエースクラブを探す。ボールは「高校生以来」となるタイトリストの『プロV1』を使用予定。キャップとキャディバッグはエリートグリップになる。また、シューズは、機能性コンディショニングシューズとして有名なMBTの小田監修モデルを履く。

クラブや身なりを一新して心機一転となる今季は6月に44歳となる。「刺激を受けています」と話すのは、新選手会長に就任した谷原秀人の存在だ。ジュニア時代からしのぎを削ってきた同い年が、昨季終盤に若手に競り勝ち2勝を挙げた姿に感銘を受けた。「谷原が勝てるなら俺も勝てると思っている。なかなか難しいですけど、限界を感じさせない谷原がいるから、がんばるしかない」と力を込める。07年に初めて獲得してから14季連続でシード権を保持しているが、14年の「ブリヂストンオープン」以来のツアー優勝が目標だ。

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