国際卓球連盟（ITTF）は7月11日、2023年第28週の世界ランキングを発表した。今週はWTTコンテンダーリュブリャナのポイントが加算され、順位変動が見られた。
戸上隼輔が10ランクアップ
男子シングルスでは、先週に続いて張本智和（智和企画）が日本勢トップの4位となっている。
写真：張本智和（智和企画）/提供：WTT
WTTコンテンダーリュブリャナで準々決勝まで進んだ戸上隼輔（明治大）は、10ランクアップで41位となった。
その他、篠塚大登（愛知工業大）が1つ順位を上げて26位、及川瑞基（木下グループ）が2つ順位を上げて62位、田中佑汰（個人）が8つ順位を上げて68位となった。
写真：篠塚大登（愛知工業大）/提供：WTT
海外勢では、WTTコンテンダーリュブリャナ男子シングルス優勝の樊振東（ファンジェンドン・中国）が王楚欽（ワンチューチン・中国）のポイントを上回り1位に返り咲いた。
写真：樊振東（ファンジェンドン）/提供：WTT
その他、同大会3位の周啓豪（ジョウチーホウ・中国）が2ランクアップで22位に、トルルス・モーレゴード（スウェーデン）は1ランクアップの10位で、トップ10入りした。
写真：トルルス・モーレゴード（スウェーデン）/提供：WTT
男子ダブルスでは、林高遠（リンガオユエン）/梁靖崑（リャンジンクン・中国）ペアが4つ順位を上げ、9位に浮上。トップ10入りを果たした。
またフランスの新星兄弟、アレクシス・ルブラン/フェリックス・ルブラン（フランス）は、8つ順位を上げて11位となり、トップ10入りは目前となっている。
写真：林高遠（リンガオユエン）/梁靖崑（リャンジンクン・中国）/提供：WTT
日本勢トップを走る宇田幸矢/戸上隼輔（明治大）ペアは、先週に続いて3位にランクインしている。
写真：宇田幸矢/戸上隼輔（明治大）/提供：WTT
混合ダブルスでは、WTTコンテンダーリュブリャナ優勝ペアの王楚欽（ワンチューチン）/孫穎莎（スンイーシャ・中国）が1位をキープ。日本勢トップの張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）ペアは先週と同じく2位に位置している。
写真：張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）/提供：WTT
WTTコンテンダーリュブリャナ3位の黄鎮廷（ウォンチュンティン）/杜凱栞（ドゥホイカン・中国香港）ペアは1ランクアップで6位に、同大会準優勝の梁靖崑（リャンジンクン）/銭天一（チェンティエンイ・中国）ペアは194ランクアップで28位となっている。
写真：黄鎮廷（ウォンチュンティン）/杜凱琹（ドゥホイカン・中国香港）/提供：WTT
男子シングルストップ10、日本男子シングルスの100位まで、男子ダブルストップ5、混合ダブルストップ5は以下の通り。
男子シングルス世界ランキングトップ10
1 樊振東（中国） 6855
2 王楚欽（中国） 6795
3 馬龍（中国） 3890
4 張本智和（日本） 3725
5 ウーゴ・カルデラノ（ブラジル） 2885
6 林高遠（中国） 2710
7 梁靖崑（中国） 2650
8 張禹珍（韓国） 1785
9 ダルコ・ヨルジッチ（スロベニア） 1760
10 トルルス・モーレゴード（スウェーデン） 1760
※選手名右の数字はランキングポイント
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