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「絶対に勝ちたかった」申ジエが亡き母に捧げるV 史上9人目の54ホールノーボギー(No.161177) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 申ジエ -19 2 笹生優花 -16 3 若林舞衣子 -14 畑岡奈紗 -14 全美貞 -14 6 木村彩子 -13 イ・ミニョン -13 鈴木愛 -13 9 藤田さいき -12 ペ・ソンウ -12 順位の続きを見る

ウイニングパットを沈めた申ジエ グッと左こぶしを握り締めた

ウイニングパットを沈めた申ジエ グッと左こぶしを握り締めた(撮影:鈴木祥)

TOTOジャパンクラシック 最終日◇8日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6554ヤード・パー72>

前日の夜に雨が降ってグリーンが柔らかくなった影響もあり、バーディが乱れ飛ぶ戦いとなった「TOTOジャパンクラシック」。激戦を制したのはトータル19アンダーまで伸ばした申ジエ(韓国)だった。

誇らしげに優勝カップを掲げる申ジエ【大会フォト】

前半は苦しんだ。ショットは好調でチャンスにつくが、パッティングを決められない。そうしているうちにも後続が押し寄せてくる。「焦りはありました」。最終日に2位スタートながらも、スコアを落としてV逸した前週の「樋口久子 三菱電機レディス」のような悪い流れとなっていく。

だが、2週連続で同じ過ちを繰り返さないのが元世界1位。「7番でパッティングのリズムが悪くなっているのが分かりました。力んでしまっていて、テークバックでインに引きすぎていました。真っすぐ引くようにしたら良くなりました」。

この修正力でバーディを重ねていくと圧巻は17番パー5。「ボードを見たら笹生(優花)さんに追いつかれているのが分かりました。バーディ以上は絶対に獲らないと」と気合いを入れたこのホールで2オンに成功すると、16メートルを沈めてイーグルを奪取。迫りくる若き大砲を振り切ると、18番でも自分を祝うかのようにバーディ締め。大会3勝目を今年の「デサントレディース東海クラシック」の古江彩佳に続く史上9人目のノーボギー優勝で決めた。

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