【Ｆ１第3節｜試合結果＆順位】大阪が敵地で3シーズンぶりの完封勝利！湘南は乱打戦を制し、ホーム2連勝！

10日と11日、Ｆリーグ2023-2024ディビジョン１の第3節が行われた。

“堅守速攻”で、序盤の2得点を守り抜く

10日、アリーナ立川立飛にて立川アスレティックFCとシュライカー大阪の試合が行われた。

今シーズン、質の高い守備で開幕前のオーシャンカップから勝負強さを見せる大阪は、この試合も立ち上がりから堅いディフェンスを見せ、カウンターやセットプレーから得点チャンスを伺う。

すると6分、大阪は高い位置でのプレッシングから相手のパスミスを誘うと、ルーズボールをキャプテン・齋藤日向が拾い右足一閃。鮮やかに先制点を奪う。続けて8分には再び相手の足元から外れたボールを、先制点とほぼ同じ位置から野村悠翔がゴールに流し込み、2点目をマーク。リードを保ったまま試合を折り返した。

さらに守りに徹する大阪は、タレントが揃う立川の攻撃陣に耐え続ける。第1ピリオドはスコアラーの中村充、第2ピリオドはキャプテン・上村充哉のシュートに脅かされながらも、大阪は堅い守備を崩すことなく試合は終盤へ。パワープレーでのピンチもゴレイロの樋口就大が冷静に対処し、ゴールは譲らず。試合序盤の2得点を守り抜いた大阪は、2020-2021シーズン以来の完封勝利を手にした。

残り40秒！内村俊太が股抜き決勝弾

同じく10日、南足柄市体育センターにて湘南ベルマーレvsボルクバレット北九州の一戦が行われた。年に1度の南足柄市開催のゲームは、手に汗握る両者撃ち合いの大接戦となった。

まずは6分、内村俊太からのパスを、ゴール前に詰めていた津田京一郎が冷静に流し込み、湘南が先制点を奪う。13分には北九州のエース・宮崎岳の得点で同点に追いつかれるも、リスタート直後、フィウーザが前線に送ったボールは、ふんわりと弧を描きそのまま直接ゴールイン。再び湘南がリードする。

ところが同じく13分、田村龍太郎に得点を許し、2-2の振り出しに。さらに18分には勢いづいた北九州に逆転弾を決められ、2-3で第1ピリオドを終えた。

1点を追いかける湘南は、27分、内村の浮き玉のパスから堀内迪弥がダイレクトボレーで豪快にネットを揺らし、3試合連続のゴールで同点に追いつく。しかし再開からわずか10秒後、ジュニーニョに追加点を奪われてしまい、湘南にとっては2度目の逆転を許すかたちに。

一進一退が続くなか、試合が動いたのは34分、靏谷春人が得意のドリブルを仕掛け、相手のブロックをジャンプでかわしながら巧みにシュートを放ち4-4の同点に追いついた。

そして迎えた39分、この試合で2アシストの活躍を見せていた内村が、最後のカウンターのチャンスを逃さず、相手ゴレイロの股を抜くシュートでネットを揺らし、決勝弾をマーク。湘南は開幕から負けなしのホーム2連勝を飾った。

今節の結果は以下のとおり。

■試合結果

6月10日（土）

6月11日（日）

■順位表

■次節試合日程

6月16日（金）

6月17日（土）

6月18日（日）