日本人の母を持つ八村塁選手は、NBAで3シーズン戦い続けてきました。
世界最高峰の舞台であるNBAのチームに所属していることだけでも凄いことなのですが、その舞台で活躍していることはまさに異次元の凄さであると言えるでしょう。
八村塁選手はなぜこれまで多くの日本人が夢破れてきたNBAで活躍することができているのでしょうか？
また、今後さらに活躍していく可能性はどれほどあるのでしょうか？
この記事では、そんな「バスケットボール日本代表八村塁選手の凄さと魅力」について解説していきたいと思います。
八村塁選手プロフィール
名前：八村塁
生年月日：1998年2月8日
身長/体重：203㎝/104㎏
所属チーム：ワシントン：ウィザーズ
ポジション：PF/SF
日本で生まれ育ち、明成高等学校からアメリカのゴンサガ大学に進学に進学。
公表されている身長は203㎝ですが、これは大学1年生時の身長であり、実際はまだ伸びているそうです。
おそらく現在は205㎝以上はあるのではないでしょうか。
カレッジ時代の活躍によって、ワシントンウィザーズから一巡目9位指名を受けてNBA入りを果たす。
NBAのチームに指名されるのは、2巡目までで、わずか60人程度ですから、一巡目9位という数字がいかに凄いかが分かるかと思います。
実際にルーキーイヤーも試合に出場する機会も多く、30得点、9リバウンドを記録した試合もあり、この年の「NBAオールルーキーセカンドチーム」に選出されています。
2年目には日本人としては初めてとなるプレーオフでのプレーも経験。
5試合で平均14.8点、7.2リバウンドと活躍をしました。
3シーズン目は、調整の遅れから開幕に間に合わず、スターターとして試合に出る機会は激減してしまいましたが、出場した試合ではこれまでと同様に活躍を続けます。
3Pの成功率が飛躍的に上がるなど、よりアウトサイドでのプレーに磨きが掛かっていることから、今後の活躍が期待されています。
八村塁選手の凄さ
八村塁選手がいかに凄いかは、NBAでプレーしているその事実を見れば明らかですが、具体的にどのような部分が凄いのかを挙げていきましょう。
体感の強さ
八村選手の凄さの1つが「体感の強さ」です。
205㎝以上の身長とはいえ、NBAでは210㎝を超える選手がゴロゴロ存在しています。
ゴール下でのディフェンスやシュートといった場面では、そういった選手と激しくぶつかり合わなくてはなりません。
NBA選手の中では比較的細身ではあるものの、当たり負けしないプレーができています。
これは、体験が非常に強いことを意味しています。
生まれ持った身体能力はもちろん、日々の筋トレなどの努力によって身に付いた能力だと言えるでしょう。
シュート成功率の高さ
八村選手は豪快なダンクなどのプレーもできますが、ゴール下でダブルクラッチをしたりアウトサイドのシュートを決めたりとその決定力の高さも大きな武器となっています。
身体能力が高いゆえに少しくらい体制を崩されてもシュートを成功させてしまうので、ディフェンスとしては非常に厄介な相手であると言えるでしょう。
シュートフォームも柔らかく、高い確率でスウィッシュでリングに吸い込まれていきます。
あのサイズの選手が3Pを44％の確率で決めるというのは、かなり珍しいことです。
現代バスケでは、3Pの精度の高さはかなり重要なポイントです。
この特徴を持っている八村塁選手は、どのチームに移籍したとしても重宝される存在になるはずです。
成長途中である
八村選手は、すでに毎試合10得点以上を取ることのできる素晴らしいプレイヤーです。
しかし、恐るべきはまだ3シーズンしかNBAで戦っておらず、24歳である（2022年7月現在）ということです。
ここから2～3シーズンはさらに成長する余地があり、体の強さや視野の広さ、そしてシュート精度をさらに磨くなどのレベルアップが期待できます。
スターターとして1年を通してプレーするだけでなく、チームのエースとなる可能性も十分にあるのです。
また、シューターとしての素晴らしい能力があるゆえに、30歳以降でも活躍を継続で切る可能性も高いでしょう。
移籍するチームなどによっては、NBAファイナル出場やチャンピオンリング獲得といった偉業もありえるはずです。
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