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勝負の1年に挑む筒香嘉智の活躍を米記者が断言!「25~30本のホームランを打てる」

パイレーツで感覚を取り戻した筒香の活躍を米記者は確信しているようだ。(C)Getty Images
ピッツバーグ・パイレーツは、現地時間11月29日に筒香嘉智と1年契約を結んだことを正式に発表した。パイレーツのチェリントンG Mからは複数年契約を打診されたが、筒香は1年契約を希望し、400万ドルで合意に達した。1塁手のレギュラーとして期待されている。

筒香は、2019−2020年のオフシーズンに、タンパベイ・レイズと2年契約を結んで渡米した。しかしながら打撃不振に陥り思うような成績が残せず、5月にレイズを戦力外になり、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した。しかしながらここでも打率は1割台で、故障も相まって、不本意な成績で終わった。

マイナーでフォームを修正したことが転機となり、8月からパイレーツへ移籍するとようやく本来の姿を取り戻した。パイレーツでは出場わずか43試合ながら、打率.268、8本塁打、25打点、OPS.883をマークし、持ち前の打撃でチームに貢献、大きな存在感を示した。

では、来季、パイレーツが復帰する筒香に最も期待していることは一体なんだろうか。ノア・ライト記者が米専門メディア『FanSided』で「ピッツバーグ・パイレーツ:ヨシ・ツツゴウ2022年の役割」という特集を組んだ。同記者は筒香の最大の持ち味はパワーであると断言し、さらに「来季のツツゴウは、打率.250/.350/.500、25~30本のホームランを打つことができる。彼はパイレーツが必要としている、2022年のシーズン開始時にラインナップに組み込むことができる優れたパワーの脅威を与えてくれるだろう」との見解を示している。
パイレーツにはオニール・クルーズ、トラヴィス・スワガティ、ケイナン・スミス-ニグバ、メイソン・マーティンなどの未知数のパワーの可能性を秘めている若手選手は確かに控えている。しかし、彼らの誰もが2022年のパイレーツの開幕日にメジャーリーグのロースターでスタートする可能性は低いと言える。

来季からナショナル・リーグでも検討されているユニバーサルDH制の導入が決定すれば、日本で屈指のスラッガーとして名を馳せてきた筒香の活躍がますます期待できることだろう。勝負の1年に挑む筒香から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「ツ、ツ、ギョォォォォ!」筒香のサヨナラ3ランに現地放送局も大絶叫!

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