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大藤、芝田との同士討ち制し4強入り 日本男子勢はベスト8で終える<卓球・WTTフィーダーデュッセルドルフ2024>

<卓球・WTTフィーダーデュッセルドルフ2024 日程:2024年4月8~12日 場所:デュッセルドルフ(ドイツ)>

11日、WTTフィーダーデュッセルドルフ2024は大会4日目を向かえ、男女シングルス3回戦、準々決勝が行われた。

男子シングルス3回戦では、田中佑汰(個人)がRomain RUIZ(フランス)と、吉村真晴(株式会社SCOグループ)が馮翊新(フェンイーシン・チャイニーズタイペイ)と対戦。田中、吉村ともにゲームカウント2-1と有利な展開で折り返すも、第4ゲームを相手に踏ん張られて落とし、フルゲームの末に敗戦。悔しさが残る3回戦敗退となった。

また、篠塚大登(愛知工業大)もカナック・ジャー(アメリカ)に終始リードを握られ、ストレートで敗退した。

男子シングルス準々決勝には、3回戦を快勝で納めた及川瑞基(個人)と吉山僚一(日本大)が登場。及川は趙大成(チョデソン・韓国)と対戦。2ゲームを先取され後がなくなった第3ゲームは及川がしのぎ長いデュースに突入する。しかし、趙が逃げ切り17-15で趙が奪取。ゲームカウント0-3で及川は敗退した。

また、吉山は姜動洙(カンドンス・韓国)と対戦。2ゲームを先取された後の第3ゲームを取り返し、ゲームカウントを1-2で折り返すも、第4ゲームを接戦の末に落とし、ゲームカウント1-3で吉山は敗退。日本男子勢は準々決勝で姿を消した。

女子シングルスでは、大藤沙月(ミキハウス)と芝田沙季(ミキハウス)が登場。二人とも3回戦をストレート勝利で準々決勝に駒を進め、女子シングルス準々決勝では、大藤と芝田の同士討ちとなった。

大藤と芝田の勝負は大藤が2ゲームを先取。第3ゲームはデュースにもつれる接戦になるも、大藤が勢いそのままに12-10で奪取。ゲームカウント3-0で大藤が勝利した。大藤は日本勢で唯一の4強入りを果たした。

12日には、男女シングルス準決勝、決勝が行われる。

11日 日本選手の試合結果

男子シングルス3回戦

田中佑汰(個人)2-3 Romain RUIZ(フランス)〇

〇及川瑞基(個人)3-0 廖振珽(リャオチェンティン・チャイニーズタイペイ)

吉村真晴(株式会社SCOグループ)2-3 馮翊新(フェンイーシン・チャイニーズタイペイ)〇

篠塚大登(愛知工業大)0-3 カナック・ジャー(アメリカ)〇

〇吉山僚一(日本大)3-1 ベネディクト・デューダ(ドイツ)

女子シングルス3回戦

〇大藤沙月(ミキハウス)3-0 KIM Haeun(韓国)

〇芝田沙季(ミキハウス)3-0 Chantal MANTZ(ドイツ)

男子シングルス準々決勝

及川瑞基(個人)0-3 趙大成(チョデソン・韓国)〇

吉山僚一(日本大)1-3 姜動洙(カンドンス・韓国)

女子シングルス3回戦

〇大藤沙月(ミキハウス)3-0 芝田沙季(ミキハウス)

11日 試合予定

男子シングルス準決勝

安宰賢(アンジェヒョン・韓国)- 趙大成(チョデソン・韓国)

カナック・ジャー(アメリカ)- 姜動洙(カンドンス・韓国)

女子シングルス準決勝

大藤沙月(ミキハウス)- 劉馨尹(リュウシンイン・チャイニーズタイペイ)

李恩惠(イウンヘ・韓国)- 朱成竹(チュチェンジュ・中国香港)

男子ダブルス決勝

ヤコブ・ディヤス(ポーランド)/セドリック・ヌイティンク(ベルギー)- Maciej KUBIK/ミウォシュ・レジムンスキ(ポーランド)

女子ダブルス決勝

朱成竹(チュチェンジュ)/李皓晴(リホチン・中国香港)- 金可英(キムハヨン)/李恩惠(イウンヘ・韓国)

混合ダブルス決勝

朴康賢(パクガンヒョン)/金娜英(キムナヨン・韓国)- アイザック・クエク/ZHOU Jingyi(シンガポール)

文:ラリーズ編集部

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