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“元世界王者”パーソン氏が語る「強くなるために一番大切なこと」【前編】

卓球インタビュー “元世界王者”パーソン氏が語る「強くなるために一番大切なこと」【前編】

2021.05.24 取材・文:槌谷昭人(ラリーズ編集長)
スウェーデン卓球のレジェンドとの独占インタビューが実現した。

2020年10月に男子ナショナルチーム監督に就任した、ヨルゲン・パーソン氏だ。
ヤン・オベ・ワルドナー氏との二枚看板で1991年の世界卓球千葉大会で団体優勝、パーソン氏はシングルスでも世界チャンピオンとなった。

2004年アテネ五輪にて抱き合うワルドナー(左)とパーソン(右)
写真:2004年アテネ五輪にて抱き合うワルドナー(左)とパーソン(右)/提供:ロイター/アフロ80年後半〜90年代中盤、スウェーデン卓球黄金時代のレジェンドが、次は代表監督として、圧倒的な強さを誇る中国に挑む。

スウェーデン復活の息吹は既に感じられる。
世界ランキング8位のマティアス・ファルク(2021年第14週時点)をはじめ、ドイツ・ブンデスリーガで大活躍中のアントン・ケルベリ、TリーグT.T彩たま所属の世界ジュニア銀メダリストのトルルス・モーレゴードら若手選手も台頭する。

日本が誇るグローバルカンパニー、ユニクロが「ユニクロ チーム スウェーデン」として、ファルク、パーソン氏、車いす卓球のアナ=カリン・アールクヴィストら含む13名のスウェーデン代表選手やレジェンドと、チームブランドアンバサダー契約パートナーシップを発表したことも記憶に新しい。

2000年初頭のスーパーサーキット参戦で頻繁に来日するなど“日本とは特別な関係”と語るパーソン氏に、オンラインで話を聞いた。

>>元世界王者ヨルゲン・パーソン氏、卓球スウェーデン代表監督に就任へ

このページの目次

  • [5 ユニクロとのコラボレーション「とても嬉しい」]()

東京五輪は日本にチャンスがある理由

――お時間頂き、ありがとうございます。 パーソン監督:こちらこそ、よろしく! ――では、まず最近の日本の卓球への印象を教えて下さい。 パーソン監督:日本は、久しぶりに大舞台に戻ってきたよね。男子はもちろん、特に女子。
1960年代、日本は圧倒的に強かった。当時、私たちスウェーデンも多くのことを日本から学んだんだ。 ここのところ、強い日本が戻ってきて、対戦することも、共に中国を倒そうと挑戦することも、嬉しいよ。

張本智和(木下グループ)
写真:張本智和(木下グループ)/提供:新華社/アフロ――日本では、代表が強くなるにつれて、卓球人気も高まっています。 パーソン監督:母国で開催される東京五輪は、日本にチャンスがある。
若い張本智和、高いレベルで長年戦い続けている水谷隼がいる。若い選手と経験豊かな選手がチームにいるのはとても良いことだからね。 水谷隼
写真:水谷隼(木下グループ)提供:ロイター/アフロ

「日本のファンには敬意を感じている」

――日本では、今もスウェーデン卓球の人気が根強いです。日本のファンにはどんな印象を持ってますか。 パーソン監督:これまでたくさん日本にも行って、日本とは特別な関係だと思っている。日本のファンは“卓球”への探究心と好奇心が強くて、敬意を感じている。卓球をよく知っているから話すと楽しいよね。私たちは日本でプレーしたいといつも思っているよ。 ## 「ママさん卓球!」

パーソン監督:あと、ママさん卓球ね! ――おお、よく知ってますね笑 パーソン監督:よく覚えているよ。素晴らしいことだよ。――スウェーデンには無いですか? パーソン監督:少しずつ増えているけど、日本ほどじゃない。スウェーデンでも、もっと幅広い層に卓球してほしいんだ。 パーソン監督
写真:日本への思い入れを楽しそうに語るパーソン監督/提供:ラリーズ編集部

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