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2020年の決定版はコレ!焚き火マイスターが厳選した注目の焚き火台【焚き火台ソムリエ・鑑賞編】

金属加工のプロが作った新進気鋭ブランド「muraco(ムラコ)」

「軽ければいいわけではない」と教えてくれる焚き火台

murakacoの焚き火台金属加工のクラフトマンシップを生かした新進気鋭のアウトドアブランド「muraco(ムラコ)」。金属加工のノウハウを注ぎ込んだ焚き火台が「SATELLITE FIRE BASE(サテライトファイヤーベース)です。

組み立ては、火床となるマイクロメッシュの四隅についたカラビナを、引っ掛けるだけのシンプルな設計。「メッシュの焚き火台は残った炭の処理も簡単です。ただ、燃焼効率が良すぎるので、薪をくべる頻度は増えます。焚き火がやや忙しくなるのを知った上で、楽しめる人に向いています」。

組み立て前のmuracoの焚き火台最近は山登りやキャンプでもUL(ウルトラライト)が潮流ですが、「軽ければいいというわけではありません」と考えている猪野さん。人気の軽量焚き火台もありますが、素材が薄すぎて手を切りやすかったり、ゆがみやすかったり。さらに、風が強いと焚き火台が飛ばされてけがのもとにもなることも。サテライトファイヤーベースの重さは1.7kgと最軽量レベルではありませんが、「手軽に安全な焚き火台を楽しみたい人におすすめの一台」とのこと。

絶妙な重量と機能性をうまく両立させているのが、サテライトファイヤーベースです。収納時は折りたたみ傘より一回り大きい直径約7cmほどになるので、バイカーや自転車の人でもしっかりと焚き火を楽しみたい人に向いています」。

muracoの焚き火台【基本情報】
商品名:SATELLITE FIRE BASE(サテライトファイヤーベース)
使用サイズ:46cm×43×24cm
収納サイズ:直径7cm×長さ41cm
重さ:1,790 g
販売価格:17,000円(税別)
詳細はこちら:muraco公式サイト

次回の焚き火台特集は「料理編」

鑑賞に特化した注目の焚き火台を紹介してくれた焚き火マイスターの猪野さん。「オプションで調理用の五徳も用意しているモデルもありますが、炎を鑑賞するには、油汚れやベトベトが気になるので、理想的には鑑賞と調理で用途別に2台持つのがおすすめです」と最後に語ってくれました。次回は「調理」に特化した焚き火台を特集。納得の最新作から意外なものまでを解説してもらいます。

撮影:山田 裕之

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