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パー4でクロスバンカーは入れてもいい?ダメ?その判断がスコアの分かれ道【狙い方実例集】

ハザードまで届かない番手を持てば、ハザードの手前にある広いセーフティエリアを使える

アマチュアゴルファーはグリーン周りのガードバンカーには入れたくないけど、2打目地点にあるクロスバンカーなら「入れても何とかなる」と思っている人が多いですよね。結論から言うと、それはマネジメントとしてはリスクが大き過ぎます。

クロスバンカーで良いライだったらフルショットできるかもしれませんが、アゴが近かったり、スタンスが取りにくい可能性もあります。だから、プロゴルファーはクロスバンカーは避けて、ウェッジを持てるガードバンカーは何とかなるという考え方です。

攻め方としては、絶対にバンカーに届かないクラブを選びます。ドライバーの落下地点にハザードがあるホールは、その手前に広いセーフティゾーンがあるケースが多いので、多少曲げてもセーフ。レイアップする番手で打つときはフルショットする必要はないので、短く持ってスタンスも狭くしましょう。つまらないマネジメントと思うかもしれませんが、スコアを出すためにはこれこそ、最強のマネジメントだと思います。

今野康晴
いまの・やすはる/1973年生まれ。日本ツアー通算7勝をマークし、2005年には賞金ランキング2位に。戦略的なゴルフでマネジメント術に長けた選手として活躍。現在は若手選手の指導も行う

杉澤伸章
すぎさわ・のぶあき/1975年生まれ。2002年から丸山茂樹の専属キャディとしてPGAツアーに参戦。宮里優作の初優勝時のキャディをつとめ、現在もスポット参戦で岩﨑亜久竜などとコンビを組む

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