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【目標は3パット撲滅】パターの握り方から練習方法まで、パターの打ち方の基本を解説

3.距離感を養うおすすめのパター練習法

ロングパットでしっかりカップに寄せることができると2パットでホールアウトできる可能性がぐっと高まります。ここでは、距離感を養うパターの練習法を順に紹介します。

・同じリズムで打つために「イチ、ニ~の、サン」と唱える
・ティを使ってボールと芯をピッタリ合わせてコロがりをよくする
・ボウリングのように手でボールをコロがして距離感を身につける
ラインを読むために「1ライン3タッチ」で練習する

同じリズムで打つために「イチ、ニ~の、サン」と唱える

「イチ、ニ~の、サン」と唱えてトップで間を作るように意識してください。「の」を入れることで、切り返しでヘッドが一瞬止まり、手先で打ちに行く、パンチが入って距離感が合わない、といったミスを防ぎやすくなります。

トップでヘッドが止まったことを確認してから打つことで、リズムを一定にしやすい点もメリットです。

詳しくは『復活Vの鈴木愛が教えてくれた「パターが上手くなるオススメ練習法」』を参考にしてみてください。

ティを使ってボールと芯をピッタリ合わせてコロがりをよくする

パッティンググリーンでティの頭を約5ミリくらい出したままにし、その先にボールを置いてパッティングすると、ヘッドが地面から少し浮いて当たるので、ヘッドの芯とボールの芯がピッタリ合って、きれいな回転でコロがせるようになります。

ほとんどのパターは、ボールの高さよりも低く作られているため、地面スレスレで打つと、フェースの上っ面に当たって、芯に当たらないこともあるのです。この練習で芯をとらえる感覚を身につけましょう。パターの距離感が出せるようになります。

詳しくは『ボールとパターの芯がピッタリ合う!ティ刺し芯打ちドリル【山下和宏レッスン】』を参考にしてみてください。

手でボールをコロがして距離感を身につける

手でボールをコロがすことで、距離感をつかみやすくなります。ボールを投げる時の腕の振りと、ボールを打つヘッドが、おおよそ同じくらいの速さだからです。

一方、振り幅だけで距離を合わせようとすると、大きく振ってゆるんだり、小さく振ってパンチが入ったりして、距離感がバラバラになってしまいます。

パッティングをする前に、ボールを投げるようなルーティンを取り入れて距離感をつかむのもよいでしょう。

詳しくは『振り幅の大きさで距離感は作れない!?ヒントはボウリング投げにあり【パターレッスン】』を参考にしてみてください。

ラインを読むために「1ライン3タッチ」で練習する

ラウンド前のパッティンググリーンで3個のボールを使い、それぞれ違うタッチでカップを狙うと、どれくらい曲がるかを確認できます。スタート前の最終確認として「1ライン3タッチ」練習法を実践してみてください。

練習の仕方はカップピッタリ、30cmオーバー、1.5mオーバーという3種類の強さで練習してみましょう。それぞれ意識するポイントは以下のとおりです。

・ピッタリを狙う:下りや距離が離れているなどの3パットのリスクが高い時に使うタッチ
・30cmオーバーを狙う:ラインを読む時の基準となるタッチ
・1.5mオーバーを狙う:カップインの確率が高い、曲がり幅が少なく是が非でも決めたい時に使うタッチ

強めに打つべき状況もあれば、保険をかけて弱めに打つべき状況もあるため、普段から複数のラインを考える「1ライン3タッチ」練習法が有効です。

詳しくは『石井忍「1ライン3タッチ練習」で距離感が飛躍的にアップ!!【パターレッスン】』を参考にしてみてください。

4.まとめ

本記事では、パッティングの基本の中から、パターの握り方、再現性を高めるパターの打ち方、距離感を養う練習方法、を紹介しました。2パット以内でホールアウトできると、確実にスコアアップにつながります。今回紹介したパターの打ち方をマスターすることで、3パット(以上)のホールを確実に減らせるようになるでしょう。

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