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高木優奈の“今年の漢字”は『幸』 「これ以外の言葉が見つからない」と充実の一年を振り返る

今年は”幸せ”な一年となった高木優奈(撮影:福田文平)

プロテストに合格した選手がそれぞれの合格年度NO.1の座をかけて争う「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で、プロ生活一年目の95期生とこれからプロ生活が始まる96期生の選手に“今年の漢字”を書いてもらった。

今回は、今年のプロテストを突破し「JLPGA新人戦 加賀電子カップ(96期生)」では優勝を飾った高木優奈。米ツアーで活躍する畑岡奈紗や渋野日向子と同学年の“黄金世代”。今年、6度目のプロテストで悲願の合格をつかんだ苦労人だ。QTランクも14位につけて来季レギュラーツアー出場を決めた高木の、今年の漢字は『幸』。その理由を聞くとたくさんの “幸せ”があったようだ。

「去年は終わりが最悪だったんですけど、1月にオーストラリアに行ってから、『ああ、ゴルフできて幸せだな』と思った」と、昨年11月の自身5度目のプロテストを63位で不合格となり失意のままシーズンを終え、年明けにはオーストラリア合宿へ飛んでいた。「スイング改造して球が当たらなくても一生懸命もがいていた。その中でいろいろな人に恵まれたというのも全部含めて幸せでした」と、多くの人に支えられた“幸せ”を噛みしめた。

また、プロテスト合格とQT突破も“幸せ”の一つ。「やっぱりプロテストとQTは自分が目指していたもの。結果が出たのでほんとに幸せですよね。これ以外の言葉が見つからない。これしかなかった」と、一気にプロとしての道が開けた一年もうれしい。

「この環境と、出会った人たちとこうしてゴルフができることが、改めて幸せなことなんだなと気づかされて、結果も良かったので幸せです!」と、改めて充実の一年を振り返った。来年はレギュラーツアーで「幸せを目標に頑張ります」と、今年以上の幸せを掴みにいく。

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