• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 今季初優勝を飾った黄金世代のスイングマニア、植竹希望【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

今季初優勝を飾った黄金世代のスイングマニア、植竹希望【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

スイングマニアの植竹希望が24歳に(撮影:GettyImages)

きょう7月29日は、今季「KKT杯バンテリンレディスオープン」で初優勝を飾った植竹希望の誕生日。1998年生まれの黄金世代で今年24歳。PGAツアー好きで、日々スイングを研究。コンパクトなトップから深いタメを作って打つスイングは、セルヒオ・ガルシアジョン・ラーム(ともにスペイン)を彷彿とさせる。精度の高いショット力が魅力の選手だ。

タメがエグい! 植竹希望のドライバースイングをスローで見てみよう!【動画】

東京都出身。4歳でゴルフをはじめ、14歳で出場した2013年の「スタジオアリス女子オープン」で最終日最終組に入るなど、ジュニア時代から注目を集めた。2017年のプロテストに合格。18、19年は目立った成績を残せなかったものの、20年はステップ・アップ・ツアーの「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」でプロ初優勝を飾った。

20年のステップ・アップ・ツアーでは出場した全5試合で、トップ10入りを果たすと、21年からレギュラーツアーに昇格。「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」では、首位に並んで迎えた最終日の最終ホールで、ティショットを池に入れて惜しくもツアー初優勝を逃したが、6度のトップ10入りを果たし、メルセデスランキング30位で初のシード入りを決めた。

迎えた22年は、珍しい記録付きで初勝利を飾った。4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で、最終日最終組をプレー。54ホールを終えて4人が通算8アンダーで並びプレーオフへ突入。史上最長となる“6ホール、2時間”に及ぶ戦いをバーディで制し涙を流した。

今オフはスクワットや懸垂などを取り入れたトレーニングを行い、体幹を強化。幼少期からはじめた得意の水泳も週に2〜3回のペースで続け、体重も増えたという。地道な体力づくりが、長時間のプレーオフでも集中力を切らさず力を出せたひとつの要因だろう。昨年は「20歳を過ぎてから身長が4センチ、足は1センチ伸びた」と明かしている。現在、左手首を痛めてツアーを欠場しているが、まだまだ伸びしろいっぱいの24歳。後半戦も注目だ。

関連記事