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松山英樹の1Wは『ZX5』に『GP』で決まり!? 『XC』⇒『DI』を経て、『GP』で難コースのFWキープ率1位

『XC』、元エース『DI』を経て、飛ぶ『ZX5』で最も安定するのが『TOUR AD GP』!?(撮影:GettyImages)

全米オープン 初日◇17日◇ウィングド・フットGC(米国ニューヨーク州)◇7477ヤード・パー70>

新シーズンのメジャー初戦は、まずまずのスタートとなった。今季の「全米オープン」会場は難関ウィングド・フットGC。同コースで以前に大会が行われた2006年は、優勝スコアが「285」のトータル5オーバーという超難コースだが、「久々にいい形でプレーできたと思います」と好感触で初日を終えた。

超難コースでもFWキープ率が71%と全選手で1位。一方、グリーン上は31パットと課題は明白。「今日と同じようにティショットを安定させて、パッティングがうまくいけば良いゴルフができる。(練習は)パッティングメインで、ショットももう少し」と、モンスターコース攻略に向けて調整を進めた。

この日の1Wヘッドは、BMW選手権から投入した『[ツアー選手権]()では、長年のエースシャフトだった『同DI』ベースでテスト。

3日目には小さめヘッドの『ZX7』と『DI』の組み合わせで一旦「71.43%」とFWキープ率を引き上げたものの、最終日には『ZX5』と『DI』の組み合わせで再び「28.57%」に落ち込んだ。明らかに『ZX5』を使用した日の方が飛ぶスタッツを残しているが、長年使い慣れた『DI』でも結果が得られなかった。

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そして今回の『GP』になるわけだが、以前『DI』と併用した期間もあり、使用して実績あるシャフトだった。アイアンショットは高レベルをキープし、あとは「ティショットとパッティングだけ」といった前試合の状況から、『GP』の装着で飛ぶ『ZX5』を完全なる武器にできたのか。この日はフィールド平均の312.37ヤードを大きく上回る326.8ヤード(全体25位)を記録。パット次第で爆発間近の気配が漂っている。

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