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コースレコードタイの「64」で単独首位の小祝さくら グリーンの読み方を変えてバーディ量産した”修正力” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 小祝さくら -16 2 サイ・ペイイン -14 3 桑木志帆 -11 4 松森彩夏 -10 蛭田みな美 -10 河本結 -10 石井理緒 -10 8 大里桃子 -9 吉田優利 -9 テレサ・ルー -9 順位の続きを見る

小祝さくらはパッティング好調でレコード「64」

小祝さくらはパッティング好調でレコード「64」(撮影:鈴木祥)

リゾートトラストレディス 3日目◇28日◇メイプルポイントゴルフクラブ(山梨県)◇6580ヤード・パー72>

今季初優勝に向けて手綱は緩ませない。首位と1打差の2位タイから出た小祝さくらは、9バーディ・1ボギーでトーナメントコースレコードに並ぶ「64」をマークして、トータル16アンダー、2位に2打差の単独首位。昨年8月の「CAT Ladies」以来、ツアー7勝目に王手をかけた。

小祝さくらがパーティーウェアに着替えたら

この日の主役はパッティングだった。「昨日まではライン読みを深くし過ぎていたので、ちょっと浅めに読んでプレーをしていました」。7番パー5ではグリーン回りからのアプローチを1メートルに寄せ、13番パー4はグリーン左手前からチップイン。この2つのバーディ以外は3〜6メートルのミドルパットだった。曲がり幅とタッチが合えばカップインしやすい。タッチと曲がるイメージが合致させてバーディ量産につながった。

今週は「毎日4アンダーが目標」と掲げた小祝。この日は10番パー5でバーディを奪った時点で4アンダー。「そこで満足せずに、まだ3打、4打(目標の4アンダーに)足りないという気持ちでプレーしていたので結果的に8アンダーで回れました」。4アンダーになった時点で、そのスコアを守りに入ることも考えられる。逆に攻めすぎて落とし穴にはまるケースもある。小祝はマネジメントに徹しながら、気持ちを緩めずにバーディを取る考えで上方修正し突っ走った。

最終日最終組は2戦前の「ほけんの窓口レディース」以来今季2度目。「ピンを攻めすぎても大きなミスにつながる危険性のあるコース。3日間マネジメントはできているので、プレースタイルは変えずにできれば」。最終日に掲げた目標は5アンダー。伸ばし合いになりそうな展開に「自分もしっかり伸ばさないといけない。パットが入ってくれればいいスコアで回れると思う。あとは他の選手次第。5アンダーを出して優勝できなかったらしょうがないかなと」。自分のゴルフに徹して7勝目を獲りに行く。(文・小高拓)

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