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「今日イチ? 覚えてないです(笑)」 1日28ホールをもうろうとしながら優勝戦線に浮上した松森彩夏 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 小祝さくら -16 2 サイ・ペイイン -14 3 桑木志帆 -11 4 松森彩夏 -10 蛭田みな美 -10 河本結 -10 石井理緒 -10 8 大里桃子 -9 吉田優利 -9 テレサ・ルー -9 順位の続きを見る

松森彩夏はヘロヘロになりながらも優勝争いに踏みとどまった

松森彩夏はヘロヘロになりながらも優勝争いに踏みとどまった(撮影:鈴木祥)

リゾートトラストレディス 3日目◇28日◇メイプルポイントゴルフクラブ(山梨県)◇6580ヤード・パー72>

悪天候の影響で27日の第2ラウンドは日没サスペンデッドとなり、翌日の朝6時45分にプレー再開。アウトスタートの松森彩夏は9番ティから10ホールを回り、第1ラウンドに続いて「69」を記録した。トータル6アンダー、8位タイで決勝ラウンドに進むと、約2時間30分後には第3ラウンドを開始。5バーディ・1ボギーの「68」で回り、トータル10アンダー、首位と6打差の4位タイで最終日を迎える。

みなさんはこんなライでどう打つ? ギャラリーも興味津々【大会フォト】

1日28ホールを終えると、「アップダウンがすごいので疲れました。最後までいい集中力で回れました」と心身ともに疲労困憊の様子。山梨県の山あいにあるメイプルポイントゴルフクラブは、ティイングエリアとフェアウェイの高低差が20〜30ヤードのホールもあり、アップダウンが戦略性を高めるコースの特徴の一つでもある。加えてこの日は30度近くまで気温が上がり、体力を消耗しやすい状況がそろっていた。

そんな過酷な状況下でも3日間連続となる60台をマーク。いいショットを何発も打ったが「今日イチのショット? ちょっと覚えてないですね(笑)」と疲労具合いを感じさせる。「今までは3日目に疲れてしまって、ショットが乱れることもありましたが、今日は最後まで安定していました。3日目を回りきれたのは、自分の中ではいい評価ができます」と振り返った。

2016年にツアー初優勝を遂げた松森だが、17年にシード権を喪失するとそのまま浮上のきっかけをつかめていない。そこで今オフは課題を明確にした。「ドローヒッターなのに体が浮いて右サイドが前に出るクセがあります。左に打ち出してしまうので、それだけを気をつけています」と悪癖を抑えることでショットの安定感が戻ってきた。

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