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渋野日向子、古江彩佳に続く選手に朗報 いよいよ開幕の米国女子ツアー、今季から変わるルール | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ウェイティングで待つ状況が続いているだけに朗報となりそうだ(撮影:ALBA)

米国女子ツアーの2022年シーズンは今週、昨季ツアー優勝者と世界ランキング上位が出場するヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ(レイク・ノナG&C・米フロリダ州)で開幕する。

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今季の日本勢は畑岡奈紗、笹生優花に加え、12月のQシリーズで出場権を得た古江彩佳と渋野日向子、そして出産を終えた横峯さくらと上原彩子も一定数の出場資格を保持する。

その米国女子ツアーが今季から「メジャーなど一部の試合を除き米国女子ツアーに出場しトップ10で終えた選手は次戦に出場できる」と出場資格を一部変更した。

これまではトップ10で終え次戦の(出場権がない、もしくは順番待ち)で出場資格を得られるのはツアーメンバーのみ、これがノンメンバー、つまりスポンサー推薦やマンデー予選会から出場した選手にも拡大されこととなった。例えば昨年、4月のロッテ選手権にスポンサー推薦で出場し6位に入った笹生優花、当時は全米女子オープン勝利の前でノンメンバーだったため次週のヒューゲルエアー・LAオープンの出場は叶わなかったが、今季から可能になる。

笹生のようにツアー勝利を果たすか、あるいは渋野らのように厳しいQシリーズを通過するだけではなく、ノンメンバーが推薦などで得た大会で良いプレーをすれば、ノンメンバーポイントを獲得する道が拡大、最終的には来季の出場資格を得ることも夢ではない。同様のルールはPGAツアーでも採用されており、これは今後、渋野らに続き米国女子ツアーを目指す日本選手にとっても朗報となる。(文・武川玲子=米国在住)

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