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「ラウンド中笑えるようになった」闇期を乗り越えた松田鈴英 前夜祭で撮影したミニワンピース姿を笑顔で披露

現在、ステップ・アップ・ツアーを主戦場としている松田鈴英 今季「Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament」では11位タイに入った(撮影:福田文平)

松田鈴英が自身のインスタグラムを更新し、推薦出場する「パナソニックオープンレディース」の前夜祭で撮影したドレスアップ姿を披露した。

ツアー本格参戦初年度の2018年に賞金ランク11位に入り、いきなり初シードを獲得。何度も優勝争いを演じて注目を集めていた松田鈴英だが、20-21年シーズンに低迷し、賞金ランク94位に落ち込み闇期に突入していた。

「ドライバーはどこに飛んでいくか分からない。ティショットとアプローチが怖くなってしまい、ゴルフ場に行くのが怖くなってしまったほど。毎週試合があるので、修正できずどんどん悪くなる。負のループにはまっていました」と、不調時を振り返っていた松田。

だが松田は、そんな闇期に負けていなかった。現在、主戦場としているステップ・アップ・ツアーで戦い続ける中で、「試合をすることがようやく楽しくなってきた。ラウンド中に笑えるようになってきて、それがうれしい。あとは必死に練習して、結果にこだわるレベルまでもっていきたい」と言えるまでに復活。今回のインスタグラムの投稿で見せる笑顔も戻ってきた。

前夜祭で撮影した投稿写真は、白いミニのワンピース姿で脇本華と河本結の3ショット。右手の人差し指と中指でVサインをつくりながら笑顔を見せる松田には、闇期を乗り越えた落ち着きがあった。あとは焦らずに少しずつ、本来のポテンシャルを取り戻してゆくだけだ。

今シーズンの松田は、「パナソニックオープンレディース」でレギュラーツアー出場3戦目。過去2戦は残念ながら予選落ちを喫しているが、主戦場としているステップ・アップ・ツアーでは「Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament」で11位タイに入っている。どこまで自分のゴルフを展開できるか、「パナソニックオープンレディース」は、あす28日に開幕する。

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