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今年は日本勢3人が出場! 松山英樹がメジャー連勝を目指す“全米プロ”ってどんな大会? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

前回覇者のコリン・モリカワも“ワナメーカー・トロフィー”と自撮り(撮影:GettyImages)

4月の「マスターズ」で日本人男子初となる海外メジャー制覇を成し遂げた松山英樹が、“メジャー連勝”を狙うのが20日(木)に開幕する「全米プロゴルフ選手権」。だけれども…、「そもそも全米プロってどんな大会?」、「詳しくは知らないなぁ」という方も少なくないのでは。そこで、改めてどんな大会か紹介したいと思います。

17年、涙をこらえながらインタビューを受ける松山英樹【写真】

■そもそも海外メジャーって? そのなかで全米プロの位置づけは?

『4大メジャー』とも呼ばれるように、男子ゴルフのメジャータイトルは、松山が優勝した「マスターズ」、そして今回の「全米プロ」、6月の「全米オープン」、7月の「全英オープン」の4つ。すべての大会で勝つことを「グランドスラム」と呼ばれる。ちなみにタイガー・ウッズ(米国)は2000年の全米オープン全英オープン連覇で達成。最終的にはこのあとも連勝して4連勝。「タイガースラム」と呼ばれる前人未到の偉業を成し遂げた。

4大会はそれぞれ主催者が異なっており、今回の全米プロは全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)が主催となる。“プロ”の名がつく通り、今大会のみ他のメジャーとは異なり、アマチュアゴルファーは参加することができない。つまり「世界ナンバーワンのプロゴルファー」を決める戦いと言えるのだ。

また、18年までは8月に開催されており(16年はリオ五輪があったため7月)、年間の最後のメジャーとなっていたが、19年からは5月に移動して開催。ただし20年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により8月に行われ、21年は5月に戻って行われる。その前回大会は23歳の日系4世で、中国人の血も入っているコリン・モリカワ(米国)が優勝している。

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