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「アームロックは今や“うまい人”が使うもの」 マスターズ発信で日本男子にも増殖中【ツアー担当に聞く】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

今年は2位のパターが流行りを生む!?(撮影:GettyImages)

松山英樹が日本勢として初めて制した「マスターズ」は全世界が注目する戦いだ。だからこそ、マスターズ発信でトレンドが生まれることも少なくない。ジョーダン・スピース(米国)のパターグリップ『スーパーストローク』、セルヒオ・ガルシア(スペイン)が優勝したときに使っていたパター『[こうやってアドレスします 比嘉一貴のパター【連続写真】]()

そんななか、今年注目を集めそうなのが、松山英樹に次ぐ2位に入ったウィル・ザラトリス(米国)も使うアームロック式パターだ。比嘉一貴が佐藤太地の影響で関西オープンから使用し始めており、テーラーメイドのレップとして選手をサポートしている真野義英氏は「次はこれが来ると思います」と太鼓判を押す。

「アームロック式は支点がブレないですし、スピード感もヒジと連動している分、コントロールしやすい。短いものよりもストロークが安定しますよね。アマチュアの方は特に効果を実感しやすいと思います。ヘッドをピンタイプからマレットにする以上に大きな変化がありますから」

また、アームロック式がツアーで増えている理由として別の理由も挙げてくれた。

「今年のマスターズに出場した選手の60%が順手ではない握り方でパッティングしています。こんなことは今までなかった。それだけパッティングというものに関する考え方が変わってきているのだと思います。昔は変わった持ち方というのは“パターで悩んでいる人”というイメージだったのが、ザラトリスはもちろん、ブライソン・デシャンボーウェブ・シンプソンなどうまい人が使うものという認識になってきている。特に若い選手にはそのあたりの抵抗はないですから、日本ツアーでも誰かが起爆剤となれば一気に流行ると思います」

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