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日系米国人ミナ・ハリガエ「キャリアの中で1、2を争うハイライト」 メジャー大会で自己最高の単独2位 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 M・リー -13 2 M・ハリガエ -9 3 C・ヘジン -7 4 コ・ジンヨン -6 5 L・コ -5 6 A・ノルドクビスト -4 B・ロー -4 8 N・コルダ -2 L・マグワイア -2 M・カン -2 順位の続きを見る

日系米国人のミナ・ハリガエ メジャー大会でキャリア最高となる2位フィニッシュ

日系米国人のミナ・ハリガエ メジャー大会でキャリア最高となる2位フィニッシュ(撮影:GettyImages)

全米女子オープン 最終日◇5日◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638ヤード・パー71>

両親が日本人の日系米国人ミナ・ハリガエは、初日に本大会歴代2番目となる最小ストローク「64」をマークして単独首位に立った。2日目もその位置をキープして決勝ラウンドに進んだが、ミンジー・リー(オーストラリア)にかわされ、メジャー大会でのツアー初優勝は叶わなかった。

“和製ネリー・コルダ”を目指す高校生アマ

だが、これまでは5大メジャーでトップ10にさえ入ったことがなかった。「本当に緊張したラウンドだった。この状況のなかでうまくプレーできた。自分では誇りに思っている」。優勝したミンジーとは最終的に4打差がついてしまったが、2位でフィニッシュ。この立ち位置でのプレーはストレスが大きかったという。

「15番でバーディを獲って、3位に2打差があるのが分かった。そこから胃が痛かった」。もちろん優勝したかったという気持ちはあるが、メジャー大会を2位で終えるのは初めてのこと。残り3ホールでパーを並べ、その差を縮めさせないままホールアウトを決めた。

今大会の賞金総額は1000万ドル(約13億円)で、女子スポーツ界全体でも類を見ないほどの高額。ハリガエが2位で手にした賞金は108万ドル(約1億4000万円)だ。「これは間違いなく、わたしのキャリアの中で1、2を争うハイライトになった。賞金だけでなく、メジャー大会での単独2位もわたしのベスト。本当にうれしい」。ツアー未勝利の32歳、プロになって13年目。取材に淡々と答えるが、節々に満開の笑顔を見せて、喜びを表現した。

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