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ヌートバーがより「日本人化」するため2週間の日本滞在、2026年WBCも日本代表でプレーか

写真:ヌートバー(提供:写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
10月24日、メジャーリーグのカージナルスに所属するラーズ・ヌートバー(26)が都内で行われたトークイベントに出席した。

今オフは2週間という長期に渡り日本に滞在するヌートバーは、ビジネスは控え気味により日本を知ることに重点を置いて活動している。

自身が日本代表を目指すきっかけとなった斎藤佑樹氏とも共演し、エンゼルスの大谷翔平の移籍先に対し「カージナルスをおすすめするよ」と答えるなどトークイベントを盛り上げた。

ヌートバーは2026年WBCも日本代表濃厚もロス五輪ではアメリカ代表になる可能性も

ヌートバーが今オフを日本で過ごすのは、母である久美子さんの母国を知りたいという思いがあった。

日本国籍は持っていないが、確かに流れる日本人の血が反応するかのように日本の地に短期間で馴染んでいく。

大阪や京都、福岡などを訪れ、ラーメンや餃子、かつ丼などの日本食を堪能している。

もちろん、食生活はすぐに野菜と魚、米中心の生活に切り替えるつもりだ。

21日には福岡のペイペイドームで行われた野球教室で4~6歳の子どもに野球を教えた。

鈴木誠也や近藤健介、大谷翔平らと自主トレをしたいとも話しており、ヌートバーの日本人化はこのオフで一気に進みそうだ。

日本語の習得は難しく、トークイベントでは「ニホンゴガスコシワカリマス」という言葉のみだったが、これから徐々に日本の言葉や単語を覚えていくことになるだろう。

WBC直後には、大谷翔平から腕時計をプレゼントされたヌートバー。

これは大谷と一緒に食事をしていた時に「その時計どこのなの?」と興味を示していたヌートバーに対して大谷が気を利かせたプレゼントだった。

「2026年のWBCに他のチーム(アメリカ代表)として出場したらその時計は返してもらうよ」という言葉を付け加えたあたりはさすが大谷といったところだろう。

大谷にもらったグランドセイコーの腕時計を受け取ったことで、次のWBCの日本代表での出場の可能性が高まったといえるが、2028年に行われるロス五輪に関しては日本国籍ではないため、参加するとなればアメリカ代表となる。

もしかしたら「大谷対ヌートバー」が日本代表とアメリカ代表の試合で見られるかもしれない。

今季は怪我もあり打率.261、本塁打14、盗塁11、OPS.784に終わったヌートバーだが、来季はさらに活躍してくれることだろう。

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