「パリオリンピック」柔道や卓球、レスリングなど金メダルを狙える競技と注目選手
写真:早田ひな(提供:ITTF)
いよいよパリオリンピックまで2週間を切り、注目度も高まってきた日本代表選手たちだが、特に金メダルを狙える選手たちには大きな注目が集まっている。
銀メダルや銅メダルを含む「メダル獲得数」で考えれば、49個とアメリカのデータ会社『グレースノート社』が100日前に予想しているものの、金メダル候補となると10~15個程度となる。
金メダルを狙える競技と注目選手
・卓球 ミックスダブルス 張本智和/早田ひな
世界ランキング9位の張本と5位の早田のダブルスは、直近の大会で4大会連続優勝を果たしており、パリオリンピックでも金メダルに一番近い2人だといえる。
・卓球 女子団体
世界に誇る卓球選手がいる日本は、当然ながら団体でも金メダルが狙えるといえる。
・柔道
日本のお家芸である柔道では、複数の金メダル候補が存在する。
女子48kg級の角田夏実や女子52kg級の阿部詩、女子57kg級の舟久保遥香、女子70kg級の新添左季、男子66kg級の阿部一二三、男子90kg級の村尾三四郎などには期待大だ。
当然のことながら混合団体でも金メダルが有力視されている。
・レスリング
メダル候補は複数名いるものの、金メダルとなると女子50kg級の須崎優衣のみか。
・女子やり投げ
陸上競技女子やり投げの北口榛花ならば、本番で金メダルの指標となる65mもコンディション次第では可能となるだろう。
・フェンシング
個人で考えれば女子サーブルの江村美咲が金メダル有力だが、その他の金メダル候補となれば男子フルーレ団体のみか。
・体操
体操王国日本では、種目別鉄棒の橋本大輝と男子個人総合の橋本大輝が可能性大だ。
・ブレイキン
パリオリンピックより正式種目となったブレイキンでは、 女子代表の湯浅亜実が金メダル候補として注目されている。
「シゲキックス」の愛称で知られるブレイキン男子代表の半井重幸は銀メダルか銅メダルが現実的か。
金メダル獲得は難しいが注目度の高い競技も多い
金メダル候補となれば、前述した競技や選手たちが有力だが、金メダルは難しくても大きな注目を集める競技や選手も多い。
・バスケットボール男子
・バレーボール女子
・サッカー男子
・サッカー女子
・サーフィン(五十嵐カノア)
・男子テニス(錦織圭)
・女子テニス(大坂なおみ)
・男子陸上(男子100m、男子110m障害、男子400mリレー)
・女子陸上(女子1500m、女子5000m、女子マラソン)
金メダル獲得を応援する観戦方法も楽しめるが、金メダル獲得は難しくとも目の前の試合に全力で挑むその姿を応援するのもオリンピックの楽しみ方の1つだ。
そういった意味では、どの選手が金メダルを獲得するのかも注目だが、どの競技においてもどれだけ感動的なプレーが生まれるのかにも注目したいところだ。
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