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久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

「ELアヤックス戦」久保建英が1得点1アシストの大活躍でソシエダを勝利に導く!

久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
11月28日、EL第5節「レアル・ソシエダ対アヤックス」の一戦が行われ、2-0でレアル・ソシエダが勝利した。

ソシエダは日本代表MF久保建英(23)が1得点1アシストと大活躍し、チームをノックアウトフェーズプレーオフ圏内に導いた。

ビルバオ戦敗戦のショックを払拭したソシエダ

ソシエダは直近の試合でライバルであるアスレティック・ビルバオに0-1で敗れており、チームの雰囲気は決して良くなかった。

勝ち点18の10位に沈んでおり、CLやELの出場権内を目指すのはなかなか厳しい状況となっている。

そんな中行われたEL第5節は強豪アヤックスとの一戦となったが、ホームの歓声を味方にソシエダが躍動する。

とりわけ久保建英に関しては、圧巻の出来だった。

0-0と膠着状態が続いていた67分、久保はバレネチェアの得点をアシスト。

85分には自らも得点を奪い試合を決定付けた。

得点後すぐにセルヒオ・ゴメスとの交代でベンチに下がり、お役御免となった。

シュート自体は相手DFの足に当たりコースが変わったものだったが、シュートに至るまでのドリブル突破は独力でエリア内に侵入するワールドクラスなプレーだった。

観客も総立ちとなるこの得点は、ソシエダの消えかかっていた炎を再び燃え上がらせた。

これでビルバオ戦の敗戦のショックは完全に払拭されたといえるだろう。

あとはラ・リーガと国王杯、そしてELで連勝をしていくだけだ。

オスカルソンの負傷によりCF問題はあるが、久保とバレネチェア、ブライス・メンデス、スビメンディ、スチッチ、セルヒオ・ゴメス、ベッカー、オヤルサバル、アランブル、ハビ・ロペス、アゲルドなどラ・リーガ上位を目指せる戦力は有している。

そういった意味では、イマノル監督の采配やモチベーターとしての手腕が命運を分けるといっても過言ではないだろう。

スビメンディや久保には移籍の噂が後を絶たない。

個人としての実力が高いのは言うまでもないが、ソシエダが低迷していることも大きな要因といえるだろう。

果たしてソシエダはここから浮上していけるのか、そして久保は覚醒モードに入り得点やアシストを量産していけるのか、注目だ。

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