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上田綺世,サッカー

日本代表の絶対的エースへ、上田綺世が今季14得点目でベルギーリーグ得点王の可能性もあり

写真:上田綺世(Panoramic/アフロ)
3月17日、ベルギーリーグ第30節「セルクル・ブルージュ対ゲンク」の一戦が行われ、1-1の引き分けに終わった。

日本代表FW上田綺世は、前半40分にゴールを奪い、今季の得点数を14に伸ばした。

得点ランキングも4位までUPしており、残り試合で爆発すれば得点王の可能性もありえる位置に付けている。

1位との差は2得点で残り試合は4試合

暫定ではあるが、セルクル・ブルージュの試合が終わった時点での得点ランキングでは、1位タイでオヌアチュとヤンセンの16得点、3位がカイバースの15得点、そして上田が4位で14得点となっている。

セルクル・ブルージュのリーグ戦残り試合は4試合となっているが、上田の活躍次第では十分に得点王も狙えると言えるだろう。

3位アントワープとの試合はあるものの、残りの3試合は、コルトレイク、シント・トロイデン、ワーレゲムと下位クラブとの試合となるため、得点チャンスは多くなるだろう。

上位3人が1得点上乗せしたとしても、上田が3~4得点を上乗せすれば得点王を獲得することができるのだ。

直近の9試合で7得点している絶好調の上田であれば、不可能な数字ではないだろう。

欧州リーグ初の得点王を獲得することができれば、ブンデスリーガやセリエA、プレミアリーグ、ラ・リーガといった4大リーグのクラブへの移籍も見えてくるはずだ。

日本代表の絶対的エースとなれるかも注目

あと1週間ほどで、日本代表の国際親善試合(24日ウルグアイ戦、28日コロンビア戦)が行われる。

上田ももちろんこの代表メンバーに選出されているわけだが、ここでビッグインパクトを残しておきたいところだ。

古橋亨梧が選出されなかったため、現実的なライバルは前田大然と浅野拓磨、町野修斗となりそうだが、FWとしての総合力で考えれば、上田が頭1つ抜けていると言える。

その実力をしっかりと発揮し、数字として残すことができれば、今後はエースとして君臨できる可能性もあるだろう。

三笘薫や久保建英、堂安律といったオリンピック世代から連携を深めてきた選手たちが今後代表の主力となることが予想できるため、彼らと相性の良い上田がエースとなることでより強いチームと変貌していくはずだ。

あとは闘志が前面に出てくるような表情や仕草ができるようになると、より頼もしさが増し、相手DFから見ても対峙したくないFWとなることができるだろう。

24歳と年齢的にもこれから本格的にFWとして完成形に近づいていくことになる。

2026年に行われる中南米W杯では、キャリアMAXの状態で臨むことができるはずだ。

はたして残りのリーグ戦4試合と日本代表の2試合でFWとしてワンランク上の選手となることができるのか。

上田綺世のプレーに注目しよう。

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