キャンプの調理器具完全ガイド!おすすめから収納方法まで紹介

キャンプ用の調理器具の選び方

キャンプ用の調理器具は、調べだすとキリがないほど種類が豊富で、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。ここではキャンプ用の調理器具の選び方をご説明します。キャンプの頻度やスタイルに合わせて、必要なアイテムを揃えていきましょう。

移動手段から選ぶ

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テントや寝袋などたくさんの荷物を持っていかなくてはならないキャンプでは、移動手段によって持っていけるアイテムの量が変わります。例えば公共交通機関を使って行く場合であれば、大きなバーバキューコンロや重いもの、コンパクトにならないものは避けて、荷物は最小限にしたいところ。

車で行けるのであれば、車載量を考えた上である程度大きなものも持っていけます。アイテムの機能やデザインなども重要ですが、持参できなかったら宝の持ち腐れです。目的地に行くまでの移動手段を考えた上で、アイテムの大きさや重さ、使いやすさなどを見てアイテムを購入するといいでしょう。

人数から選ぶ

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キャンプの参加人数も、アイテムを選ぶ一つのポイントです。人数に見合わないアイテムを使うと、量が足りなかったり、人数分の調理に時間がかかったりして面倒です。そういった事態が起きないように、調理器具の大きさや使用人数をチェックしましょう。

人数が多い場合、クッカーはサイズ違いでいくつか用意しておくと便利です。食器やカトラリーも、人数より少し多めに用意しておくとよいでしょう。

作りたいメニューから選ぶ

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キャンプの醍醐味といえばキャンプ飯!自然の中で自分で作って食べるキャンプ飯は格別です。充実したキャンプ飯にするためにも、食べたいキャンプ飯のメニューから考えて、それを作るためのアイテムをそろえるのもおすすめ。

バーベキューや煮込み料理、簡単に済ませられるラーメンなど、作る料理によって必要なアイテムが変わってきます。メニューが決まっていれば、持参するアイテムも限られて荷物も少なくできるというメリットもあります!

収納場所も確認しよう

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キャンプアイテムの収納場所は、多くのキャンパーが悩むポイント。買ったはいいが置く場所がないと、普段の生活スペースに浸食してしまい、過ごしにくくなってしまいます。

特に大きなものでは保管に場所を取るので、コンパクトに収納できるものを選んで購入するといいでしょう。家でも使えるものを選ぶのもひとつの方法です。「どこに収納するのか」をイメージしてキャンプアイテムを買い足していきましょう。


100均で購入できるおすすめ調理器具

キャンプ用の調理器具はAmazonや楽天、ヤフーショッピングなどのネット販売だけでなく、100均でも購入できます。軽量で使いやすく、機能性に優れたアイテムが格安で購入できるため人気上昇中です!気になる方はチェックしてみましょう!

シェラカップ

セリアやダイソーといった一部の100均ショップでは、シェラカップの販売も行っています。一般的なアウトドアブランドのシェラカップでは、平均1,000円はするのでとてもお買い得です!しかし、直火にかけることはNGなので、食器や軽量カップとして使うことをおすすめします。

トング

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トングも100均で購入できるアイテムです。炭用の長い柄がついたトングと、食材用として使いやすいトングがあり、それぞれ別々に売られています。忘れてしまった時も、手頃な価格で買えるので安心です。

ザル

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100均にはさまざまな調理器具がありますが特にあると便利なのがザル。キャンプサイトでは、炊事場がテントサイトから離れていることもあり、食材を手で持って歩くのはとても大変です。ザルを持っていれば水を切りながら、テントサイトまで持ち運ぶことができて便利です!折り畳み式でコンパクトに収納できるものもあります。

他にも米とぎや食器の水切りなどさまざまな用途で使えるので、いくつか用意しておくと重宝します。


調理器具の収納テクニック

キャンプ向けの調理器具にも収納テクニックが数多く存在します!キャンプではどれだけ荷物をコンパクトに収納できるのかが重要です。ここではベテランキャンパーがよく行っている収納テクニックを紹介します!

スタッキングできるアイテムを多めに用意!

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調理器具は、どうしても数が多くなりがちなので、スタッキング(積み重ね)ができるアイテムでそろえるのがおすすめです。

例えば、通常のマグカップはどうしてもかさばってしまうので、スタッキングができるタイプのマグカップや、重ねやすいシェラカップを代用するといいでしょう。クッカーや鍋なども、重ねられるデザインのものを選ぶとすっきり収納できます。

小物をまとめて一つのボックスに入れる!

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食器など、さまざまなサイズの器具があるので持ち運びも大変です。そういったときは、できるだけ小分けしてボックスに入れ、そのボックスを大きなボックスに入れる「入れ子構造」にするのがおすすめです。そうすると、収納場所が明確化され、出し入れがスムーズになります。

ワイヤーボックスで水切り不要!

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特に食器の収納は、ワイヤーボックスを使用することをおすすめします。洗った食器をすぐに拭いて収納ボックスに入れるのは面倒ですし、完全に乾燥できていないと衛生的にもよくありません。

その点、ワイヤーボックスは通気性がいいので濡れたまま入れてもすぐに乾きます。見た目もおしゃれなのでサイトに出しっぱなしにしておいても生活感が出にくいのもポイントです!


調理器具をそろえてキャンプをもっと楽しく

キャンプでは料理も食事も楽しみのひとつ。最低限そろえたい調理道具を紹介しましたが、この他にも料理を楽しくしてくれる器具や、おしゃれな食器など欲しいものはたくさんあります。まずは、自分のキャンプスタイルを見つけてから徐々にゲットしていきましょう!

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