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「ゴルフってそんなもの」 古江彩佳は流れ生めず17ホールバーディなし

3日目に後退となった古江彩佳。得意のファイナルラウンドで再浮上を図る(撮影:ALBA)

<CPKC女子オープン 3日目◇26日◇ショーネシーG&CC(カナダ)◇6685ヤード・パー72>

前日に2つスコアを伸ばし、上位の背中が見える位置まで浮上した古江彩佳だったが、3日目は1バーディ・3ボギーと2つ落とし、トータル1オーバーの24位タイに順位を下げた。首位とは12打差と開いたが、3打縮めればトップ10圏内という状況。前向きな気持ちで最終日に臨む。

1番パー5ではしっかりとバーディを奪い好スタート。流れに乗ったかに見えたが、そこからはうまくいかない一日となってしまった。3番では2メートル弱のバーディパットを外すなど、「流れを作れなかったという感じです」。続く4番でボギーを喫し、その後もバーディは『ゼロ』。さらにボギーを2つ喫し、スコアを落とす羽目になった。

2日目はパッティングできわどいパーセーブを繰り返して流れを作り、バーディにつなげたが、この日はまさに逆。ショットは「そんなに悪くない」というラウンドでも、バーディチャンスを逃してボギーを叩くというスパイラルから抜け出せなかった。

苦しい一日にも、「難しいコースでそこまでイライラしないように」と平常心を心がけた。「気持ちの面ではうまくできたかな」と、一喜一憂せずになんとかロスを最小限に食い止めたとも言える。そんなラウンドも過去のもの。残す18ホールで挽回を目指す。

「ゴルフってそんなもの」と割り切って向かう最終ラウンドも、また何が起こるか分からない。そんななかで目指すのは「トップ10に入れたらうれしい」。最終日の追い上げは得意とするところ。きっとあしたはいい流れが戻るはずだ。(文・高桑均)

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