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“サンタクロース”になった佐渡山理莉 仲間と一緒に沖縄県の児童養護施設にプレゼントを贈る

マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーで今季2勝目を挙げた佐渡山理莉(撮影:福田文平)

マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーで今季2勝、ポイントランキング3位と活躍を魅せた佐渡山理莉が、地元・沖縄県の児童養護施設にクリスマスプレゼントを贈った。

自身のインスタグラムにて「去年に引き続き今年も沖縄県内6ヶ所の児童養護施設にクリスマスのプレゼントをしました」と報告。沖縄県出身の女子ゴルファー4人でサンタクロースが描かれた大きなプレゼント袋を手渡す写真を公開した。
 
この活動は株式会社WISE CORPORATIONが提唱する「クリスマスチャリティ活動」によって実施されたもの。ゴルフチーム『Team KUKURU』のメンバーが生まれ育った沖縄県に感謝と恩返しを行うこと、そしてゴルファーとしての研鑽を積み同チームのメンバーに憧れてプロゴルファーやアスリートを目指す子どもたちが出てくることを目的としている。3日間の日程で那覇市やその周辺だけでなく、沖縄県北部の名護市や中部の沖縄市の施設にも訪問をした。
 
佐渡山は投稿に「今年はお菓子の他に、株式会社公詢社様から図書カードをいただき一緒にプレゼントすることができました」と、さらに子どもたちに喜ばれるようなプレゼントを用意できたことを報告すると、「来年はもっとたくさんプレゼントできるようにまた1年間頑張ります」と子どもたちのためにも、さらに努力を重ねていくことを力強く宣言した。
 
今回、施設を訪問したのは、1枚目の写真で左から島袋ひの、レギュラーツアーの大会に出場した経験を持つ伊波莉羅、佐渡山、「全国高等学校ゴルフ選手権」優勝や、ハワイで開催された大会の連覇も経験している仲西菜摘の4人。チャリティ活動が彼女たちのモチベーションを高め、来シーズンにも大いに活躍してくれることを期待したい。
 
佐渡山は2015年の「全国中学校ゴルフ選手権春季大会」で優勝するなど、ジュニア時代から活躍。翌16年から3年間は日本ゴルフ協会(JGA)が選ぶナショナルチームにも所属していた。19年に日本女子プロゴルフ協会のプロテストに初挑戦したが、最終テストで涙を飲んだ。しかし同年のステップ・アップ・ツアー「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」で2位タイに入るなどの成績を出している。
 
今シーズンはマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー12戦に参戦。2度の優勝、2度の2位(タイを含む)を含め、上位で安定した成績を残した。プロテストは最終ステージまで進んだものの合格を果たすことは出来なかった。しかし台湾女子ツアーの来季の出場権をかけたQT(予選会)では3日間トータル4オーバーで3位に入り、ツアー出場の権利を獲得。来シーズンの佐渡山にも大いに注目していきたい。

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