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「山下美夢有なら入れてくるかも」最後まで勝負を盛り上げた女王は父に感謝 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

山下美夢有の勝負のアプローチは…(撮影:ALBA)

Hitachi 3Tours Championship 最終日(1日競技)◇11日◇大栄カントリー倶楽部(千葉県)>

年間女王、山下美夢有を擁する3連覇がかかっていたJLPGAチームは追い込まれていた。

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JGTOチームが1ポイントリードしている状況で、最終組がワンオン可能な最終9番パー4を迎えた。1つのボールを2人が交互に打っていくオルタネート方式の2ndステージ。JGTOチームは河本力がワンオンに失敗したものの、比嘉一貴がグリーン右サイドのバンカーからベタピンに寄せてバーディは確実な状況だった。1打リードされていた山下と菅沼菜々組がポイントで逆転するには、2打目のグリーンサイドのアプローチを山下が直接「入れるしかない」。

何度も素振りを繰り返してイメージと集中力を高めて打った手山下のアプローチは「ちょっと力がはいりましたね」とカップをすり抜けて2メートルオーバー。この瞬間にJGTOチームの5年ぶり8度目の優勝はほぼ確実となった。

それでも、圧倒的な強さで年間女王に輝いた山下なら入れてくるかもしれないという雰囲気をつくり、最後の最後までどっちが勝つかわからない僅差の戦いを盛り上げた。惜しくもJLPGAチームは3連覇を逃したが、「この大会にすごく出たかったので、出ることができてすごくうれしいですし、チームで戦うのは楽しかったのひと言です」と大会初出場の女王は笑顔を見せた。

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