杉浦悠太が史上7人目のアマチュアVに王手 松山英樹は4位

史上7人目のアマチュア優勝に王手をかけた杉浦悠太(撮影:米山聡明)

<ダンロップフェニックス 3日目◇18日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>

国内男子ツアーの第3ラウンドが終了した。単独トップで出た杉浦悠太(日大4年)が5バーディ・3ボギーの「69」をマーク。トータル12アンダーで単独首位をキープし、ツアー史上7人目のアマチュア優勝に王手をかけた。

日本勢最上位の世界アマランキング21位につける杉浦は、今年9月の下部ツアー「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま」優勝の権利で今大会に出場。アマチュア優勝を果たせば、昨季に2勝を挙げた蝉川泰果に続くツアー史上7人目の快挙となる。

トータル8アンダー・2位にブラッド・ケネディ(オーストラリア)。トータル7アンダー・3位に賞金ランキング1位の中島啓太が続いた。

9年ぶりの大会2勝目を狙う松山英樹は「71」と伸ばせず。首位と7打差のトータル5アンダー・4位タイで最終日に臨む。

昨年覇者の比嘉一貴はトータル4アンダー・8位タイ。石川遼はトータル3オーバー・46位タイで3日目を終えた。

海外メジャー通算5勝のブルックス・ケプカ(米国)は4つ伸ばし、トータル4アンダー・8位タイに浮上した。

【国内男子ツアー歴代アマチュア優勝】
倉本昌弘:1980年「中四国オープン」
石川遼:2007年「マンシングウェアオープンKSBカップ」
松山英樹:2011年「三井住友VISA太平洋マスターズ」
金谷拓実:2019年「三井住友VISA太平洋マスターズ」
中島啓太:2021年「パナソニックオープン」
蝉川泰果:2022年「パナソニックオープン」、「日本オープン」

【3日目の上位成績】
1位:杉浦悠太(-12)
2位:ブラッド・ケネディ(-8)
3位:中島啓太(-7)
4位:松山英樹(-5)
4位:平田憲聖(-5)
4位:細野勇策(-5)
4位:ジュビック・パグンサン(-5)
8位:ブルックス・ケプカ(-4)
8位:比嘉一貴(-4)
8位:蝉川泰果(-4)
8位:宮里優作(-4)
8位:星野陸也(-4)ほか2人

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