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タイトリストの未発表作『ボーケイSM10』ウェッジが、マウイ島でツアー検証プロセスを開始

米国アクシネット社が『SM10』ウェッジのツアー検証プロセスを開始!

1日、米国アクシネット社が新しい『ボーケイSM10』ウェッジのツアー検証プロセス開始を報告した。「今週マウイ島で 2024 PGA ツアー シーズンが開幕し、ツアーで長年最もプレイされているウェッジの次世代モデル、ボーケイ デザイン SM10もデビューします」(同社広報)
 
「2004年以来、PGAツアーでは毎年、ボーケイウェッジが選手のトップの選択肢となっています。昨季、使用されたウェッジの50%以上がボーケイデザインで、メジャーチャンピオンのウィンダム・クラークとブライアン・ハーマンを含む、年末の世界トップ10選手のうち7人が少なくとも1本はボーケイウェッジを使用していました」(同)
 
マスタークラフトマンのボブ・ボーケイは、半数以上の選手が同社のウェッジを使う状況から「私はプロツアーという、世界で最高の研究開発施設を持っている」と話す。新作はごく一部の選手からのフィードバックではなく、ツアー全体に近い母数のフィードバックから常に改善される。
 
ツアープロの7割以上がタイトリスト『プロV1/V1x』ボールを常時使用し、5割以上が『ボーケイ』ウェッジを使い続ける理由は、このツアー検証作業とフィードバック主義に徹底する姿勢も大きい。米国タイトリストのボブ・ボーケイとアーロン・ディルに対する絶対的な信頼を、ジョーダン・スピースもこう語る。
 
「彼らと一緒に仕事をするのはとても楽しい。自分たちがやっていることを熟知し、自分たちがやっていることに本当に情熱的。ボーケイとアーロンほど自分の仕事に情熱を持っている人はほとんどいないよ。彼らは邪魔をせずただ見守るだけ。そして、もしあなたが彼らを引き入れたいと思えば、彼らはあなたが何を質問しようとしているか、どんな反応が返ってくるか既に知っている。そして、あちこちでフィードバックを求め、どんな改善ができるかを探るんだ」(スピース)

既に、選手のイニシャルが刻印された『SM10』がバッグに入っており、ジョーダン・スピース(JS)、ジャスティン・トーマス(JT)、トム・キム(TK)、ラッセル・ヘンリー(RH)、ヴィンセント・ノーマン(VN)、ルードヴィッヒ・アベルグ(LA)らのものと見られるウェッジをSNSで紹介する同社。選手にとっても“お初のSM10”が、どんな止まり方をするかに注目だ。

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